業界人コラム 池沢早人師、21世紀の狼「アルピーヌ A110S」を駆る!【第6回:vs GRスープラ編】【写真・2枚目】 池沢早人師、21世紀の狼「アルピーヌ A110S」を駆る!【第6回:vs GRスープラ編】 『サーキットの狼』で主人公“風吹裕矢”のライバルとして登場した“隼人ピーターソン”は、その印象的な活躍で未だ人気があるキャラクター。今回は彼の愛車であるトヨタ2000GTの末裔・GRスープラを連れ出した。 BMW Z4とベースを共にするGRスープラ は、エンジンタイプにより3グレードで展開。今回A110Sと対峙するのは、中間グレードであるSZ-R。A110Sと同様に直4ターボを採用したモデルだ。 トヨタ2000GTを愛車としていた時期もある池沢先生は、その血統を受け継ぐGRスープラにも高い期待を寄せる。とりわけ個性的なデザインは好印象だったようだ。 日本車と言えば「無難な作り込み」がデフォルトであり、その筆頭がトヨタ車だが、GRスープラはタイトかつシンプルな室内を提供。日本人に合ったシートには高い評価を与えていた。 GRスープラ SZ-Rが搭載する2.0リッター直4ターボの最高出力258ps/最大トルク400Nmは、A110Sにパワーで劣るがトルクは勝る。低回転から発揮される400Nmはオールラウンドな走行性能を担保している。 ロータス ヨーロッパのコンセプトをもつアルピーヌ A110Sと、トヨタ2000GTの血統を継ぐGRスープラ。令和の時代に再び芦ノ湖スカイラインで『サーキットの狼』の名場面が実現した。 この画像の記事を読む