業界人コラム 池沢早人師、21世紀の狼「アルピーヌ A110S」を駆る!【第3回:ツーリング&ユーティリティ編】【写真・6枚目】 池沢早人師、21世紀の狼「アルピーヌ A110S」を駆る!【第3回:ツーリング&ユーティリティ編】 ロングドライブの合間に枝道に入ってひと時の休息を得る池沢先生とアルピーヌ A110S。小回りが利くコンパクトなA110Sは行きたい場所への制限が少ないのも魅力だ。 試乗車はオプションのカーボンルーフを装着。シンプルかつストイックな雰囲気をもったエクステリアに、スポーティなアクセントがマッチしている。 視認性が高いコクピットとハイバックのバケットシートがドライバーをやる気にさせる。シートベルトキャッチがシートとの僅かな隙間に備わり、装着しにくかったのは数少ないA110Sのマイナスポイントか。 2シーターミッドシップでは荷物の積載を諦めるケースが多いが、リヤとフロントに備わるスペースは存外に広く、2泊3日分の旅行程度なら余裕でカバーできそうだ。エンジンはカバーされて見えないが、ガラスハッチなどで“魅せる”演出があっても良いと思う。 フルフラットボトムとリヤディフューザーが275kgものダウンフォースを生むため、ハイウェイクルージングも安定してこなぜる。クイックなステアリングは素早いレーンチェンジを促し、ワインディングだけでなく高速走行でも大きな武器となる。 池沢先生にとって「自宅から自走でサーキットに行き、レースを楽しんで自走で帰る」というのは理想のスポーツカーたる第一条件。これまではポルシェがその理想にもっとも合致していたが、アルピーヌ A110Sも負けていない。是非一度、サーキットも走ってみたいと語る。 この画像の記事を読む