カーライフ ランチアによる前人未到のWRC6連覇の立役者「デルタ」がグループAで最強だった理由【ラリー名車列伝 SS1】【写真・5枚目】 市販モデルベースのラリーカー規定グループA、その黎明期において圧倒的な強さを見せた、ランチア デルタ。写真は1990年開幕戦モンテカルロで勝利した、ディディエ・オリールのデルタHFインテグラーレ 16V。 1988年の1000湖で勝利した、マルク・アレンのデルタHFインテグラーレ。 1987年のモンテカルロで衝撃てな勝利を飾ったデルタは、その後も進化を続け、1992年までマニュファクチャラーズ選手権6連覇を達成した。写真は1988年、ランチアに悲願のサファリ初勝利をもたらした、ミキ・ビアジオンのデルタHF インテグラーレ。 1990年のツール・ド・コルスで勝利を挙げた、ディディエ・オリールのデルタHFインテグラーレ 16V。 三菱、トヨタ、スバルなど、日本メーカーがデルタと同じ2.0リッターターボ+4WDラリーカーをWRCに投入。ランチアは最終進化形の「デルトーナ(写真)」で対抗する。 何でもありのグループBが廃止され、急遽市販ベースのグループAベースのラリーカーを仕立てることになったランチアは、2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに4WDを組み合わせた「デルタHF 4WD」を選んだ。 この画像の記事を読む