1位:ホンダ・CB400スーパーフォア

89票を獲得し、今回1位を獲得したのが、ホンダ「CB400スーパーフォア」。1992年に登場した初代以来、400ccクラスを代表するモデルとして、ロングセラーを続けてきた人気バイクだ。

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ホンダ・CB400スーパーフォア

現行モデルは、最高出力56ps/11000rpmを発揮する399ccの水冷4ストローク4気筒エンジンを搭載。

1気筒あたりの作動バルブ数を回転数に応じて2バルブ/4バルブと切り換える、独自システム「ハイパーVTECレヴォ」の採用で、全域でのパワフルなトルク特性と、巡航走行時での高い燃費性能を実現する。

車体には、鋼管製ダブルクレードル・フレームを採用。リヤツインショックなどの伝統的なネイキッドフォルムが生み出す、クラシカルなスタイルも人気だ。

また、これをベースに、フレームマウントのハーフカウル仕様とした「CB400スーパーボルドール」もラインアップ。1980年代などに活躍した耐久レーサー風フォルムと、高速走行時での高いウインドプロテクション性能などが魅力だ。

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ホンダ・CB400スーパーボルドール

価格(消費税込み)は、CB400スーパーフォア88万4400円〜92万8400円、CB400スーパーボルドールが104万600円〜108万4600円。

ちなみに、今回のアンケートでCB400スーパーフォアへ投票したライダーたちは、選んだ理由に「エンジンが4気筒である」ことや、「バイクらしいフォルムで美しい」ことなどを挙げたという。

また、「免許取得時に、教習車として乗って思い出深い」などのコメントもあったそうだ。

CB400スーパーフォアとスーパーボルドールは、「令和2年排出ガス規制」の適用に伴い、2022年10月までで生産が終了する。ロングセラーを続け、いまだに人気が高く、しかもクラス唯一の4気筒バイクだっただけに、残念に思っているファンも多いだろう。

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1992年発売の初代CB400スーパーフォア
ホンダCB400スーパーフォア試乗|今や貴重な直4ミドルは、令和時代に乗るからこそカッコいい!

教習車でもお馴染みのCB400スーパーフォア(SF)は、4半世紀近くも基本設計が変わらずに進化を続ける、バイク界の重鎮だ。2017年のマイチェンで大幅に戦闘力をアップし、熟成を遂げつつあるこのモデルの魅力にあらためて迫る! REPORT●川越 憲(KAWAGOE Ken) PHOTO/EDIT●佐藤恭央(SATO Yasuo) ※2019年09月24日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカ諸元、ラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/39929/

2位:カワサキ・Z400

2位に入ったのは、66票を獲得したカワサキ「Z400」。ビンテージ風スタイルのCB400スーパーフォアに対し、こちらは現代的なストリートファイター・スタイルを採用するネイキッドモデルだ。

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カワサキ・Z400

大きな特徴は、まず、カワサキ製スーパーネイキッドZシリーズに共通する「Sugomi」デザインを採用し、アグレッシブで俊敏なイメージの圧巻スタイルを採用すること。

エンジンには、最高出力48ps/10000rpmを発揮する398cc・水冷4ストローク並列2気筒を搭載。スムーズな吹け上がりと低回転域の力強いトルクにより、バイク初心者からベテランまで非常に扱いやすいエンジン特性を持つ。

また、車体には、軽量なトレリスフレームを採用し、φ41mmフロントフォークなどとの組み合わせで、優れた安定性と高い操作性、俊敏なハンドリング性能を実現する。

2022年9月20日には、2023年モデルが発売予定。新型は、令和2年排出ガス規制に対応させたほか、ボディ色に新色の「メタリックスパークブラック×メタリックマットグラフェンスチールグレー」を採用する。主なスペックに変更はない。価格(消費税込み)は70万4000円だ。

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Z400のサイドビュー

ちなみに、今回のアンケートでZ400に投票したライダーたちは、選んだ理由に「安定感があり安心して乗れる」とか、「見た目がスタイリッシュ」などを挙げたという。Z400のシャープなデザインなど、見た目の良さに惹かれるユーザーも多いようだ。

「クセ無し&軽い」が良いトコロ! Z400は、市街地を走るのもストレスフリーでした。|カワサキ試乗記

「Z」の称号は1972年登場のZ1に始まっている。カワサキの名を世界市場に轟かせた名車として有名だが、今ではZ1000を筆頭に同社のスーパーネイキッドを象徴するネーミングである。 REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) ※2019年08月20日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/40811/

3位:ホンダ・CBR400R

3位は、55票を獲得したホンダ「CBR400R」。ホンダの最高峰スーパースポーツ「CBR1000RR-R」を彷彿とさせるフルカウルの400ccスポーツモデルだ。

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ホンダ・CBR400R

CBR400Rは、1980年代に一斉を風靡したレーサーレプリカの先駆けで、当時クラス最高の59psを発揮した4気筒エンジン搭載のNC23型CBR400R(1986年〜1988年販売)を源流に持つ。

その伝説を継承しつつ、誰にでも扱いやすい乗り味も両立したのがこのモデルだ。

エンジンには、軽量コンパクトな399cc・直列2気筒を採用。最高出力は46ps/9000rpmを発揮。マスの集中化にも寄与する異型断面ショートマフラーの装備により、ツインエンジン特有のパルス感と歯切れのいい排気サウンドも魅力だ。

2022年1月にマイナーチェンジを受けた現行モデルは、フロントフォークを従来の正立タイプから倒立タイプに変更。路面追従性に優れるショーワ製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)を採用し、上質な乗り心地と優れた運動性能に貢献する。

また、フロントブレーキをダブルディスクとすることで、制動時の安心感も向上。スイングアームの剛性最適化やフロントホイールの軽量化を図るなどで、前後の分担荷重を最適化し、前輪の接地感と旋回性に寄与する。価格(消費税込み)は84万1500円だ。

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CBR400Rのサイドビュー

なお、今回のアンケートでCBR400Rへ投票したライダーたちには、選んだ理由に「スタイルが良く運転していても疲れなく燃費も良い」といった、このモデルの乗り味や燃費性能を挙げた人もいたという。

また、「初代CBR400Fが好きで免許を取ってそれ以降、歴代CBRを乗っているから」といった、ホンダの歴史あるCBRシリーズが好きなユーザーからの声もあったそうだ。

【ホンダCBR400R試乗】今ドキのヨンヒャク2気筒は、パワー不足を感じさせない超実用派です!

400Xと共に2019年3月22日に新発売されたCBR400Rは国内市場で期待のミドルクラス。普通二輪免許で乗れるスーパースポーツである。 REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) ※2019年05月27日に掲載した記事を再編集したものです。 価格やカラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/46190/

4位:カワサキ・ニンジャ400

4位に入ったのは、40票を獲得したカワサキ「ニンジャ400」。今回2位となったZ400を兄弟車に持つ、フルカウルのスポーツモデルだ。

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カワサキ・ニンジャ400

エンジンには、こちらも最高出力48ps/10000rpmを発揮する398cc・水冷4ストローク並列2気筒を搭載。167kgという軽量な車体と相まって、自在に操れる楽しさが魅力のモデルだ。

また、φ41mmの大径フロントフォークやラジアルタイヤなど、高い動力性能を支える機能も充実。優れたコントロール性やアップライトなライディングポジションなどにより、ツーリングからスポーツ走行まで幅広いフィールドをカバーする。

ニンジャ400も、Z400と同様、2022年9月20日に2023年モデルが発売予定だ。主な変更点は、やはり令和2年排出ガス規制に適合させたことと、新色の採用。ニューカラーは、スタンダード仕様に「パールブリザードホワイト×メタリックカーボングレー」と「エボニー×メタリックマグネティックダークグレー」を用意。

また、カワサキのレーシングマシンを彷彿とさせるカラーリングを採用したニンジャ400KRTエディションでは、グラフィックを刷新した「ライムグリーン×エボニー」を新採用する。価格(消費税込み)は75万9000円だ。

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ニンジャ400のサイドビュー

なお、今回のアンケートでニンジャ400へ投票したライダーたちには、「ボディーのデザインがとてもかっこいい」とか、「デザインの美しさが他の追随を許さない」などのコメントがあったという。

ニンジャ250/ニンジャ400、乗り比べで判明した400のガチの魅力|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス]

基本構成を共通化し、車両重量もほとんど同一の兄弟モデル、ニンジャ250とニンジャ400。ニンジャ400はパワフル!だけど車検があるからコスパ面はニンジャ250に分がある……そんな排気量による単純な違いだけでなく、今回の乗り比べによって、2台のキャラクターの違いがわかってきた。(MAIN REPORT:近田 茂 PHOTO:山田俊輔)

https://car.motor-fan.jp/article/10003354

5位:ヤマハ・SR400ファイナルエディション

5位は、27票を獲得したヤマハ「SR400ファイナルエディション」。昔からのバイクファンにはお馴染み、遂に生産終了となるビッグシングルマシンの最終仕様だ。

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ヤマハ・SR400ファイナルエディション

1978年に登場した初代モデル以来、43年間も続いたロングセラーモデルがSR400。

クロームメッキ仕上げのフェンダーやクラシカルなムードを醸しだすメーターなどが、ビンテージ感満点のスタイルを演出する。

また、美しい空冷フィン形状を持つ399cc・空冷4ストローク単気筒エンジンは、最高出力24ps/6500rpmを発揮。豊かなトルクや鼓動感など、ビッグシングルならではの乗り味を体感できることが魅力だ。

そのファイナルエディションでは、ボディ色に、歴代モデルを彷彿させるグラフィックパターンを採用したシンプルな「ダークグレー」と、親しみやすく温もりを感じさせる「ブルー」の2色を設定。

サイドカバーの「SR」エンブレムには、ダークグレーはシンプルに、ブルーではファイナルエディションであることを主張する個性的グラフィックをあしらっている。価格(消費税込み)は60万5000円だ。

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SR400ファイナルエディションのサイドカバー

なお、今回のアンケートでSR400ファイナルエディションへ投票したライダーたちには、「単気筒ビックシングルで、エンジンの鼓動を感じる」など、やはり個性的な乗り味からこのバイクを選んだ人もいたようだ。

ズドドドでも、ドバババでもない。空冷ビッグシングルの加速を味わう。|ヤマハSR400ファイナルエディション試乗

昭和53年、西暦にして1978年に登場したヤマハSR400。幾度もの環境規制をクリアしつつ43年にわたり生き残ってきた長寿モデルだが、ついに終焉を迎える。登場した時点でも、特筆する高性能ではなかったSRだが、なぜにここまで支持され愛されてきたのか、最後を記念するファイナルエディションから探ってみる。

https://motor-fan.jp/bikes/article/6854/
400cc国産バイク人気ランキング
400cc国産バイク人気ランキングの上位10台(出展:日本トレンドリサーチ/RIDEZ)

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