熟成された自慢の料理を満喫
密着! 男のソロキャンプ。収納上手のポイントはパッキング技術! 相棒はスズキ・ジムニーJB74【前編・収納&キャンプギア編】男のソロキャンプというと、無骨で泥臭く、ワイルド一択という印象がひと昔前はあったが、今は事情が大きく異なる。今回紹介する「ゆるゆるさん」は、インスタグラムで1.6万人越えのフォロワーを持つジムニーキャンパーで、様々なインスタ映えする画像をアップしている。そのどれもがお洒落で、憧れてしまうスタイルなのだ。
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今晩の食事は、静岡産ブランドのとうもろこし甘々娘(これは、生でも食べられてかなり糖度が高いと有名な逸品)の丸焼きに、ズッキーニとマッシュルームと海老のアヒージョ、さらにローズマリーを添えたビーフの香草焼きステーキに、バケットという組み合わせ。男の料理というと、焼いて終了という印象があるが、「ゆるゆるさん」は、キャンプにハマってから変わったとのことらしい。
ソロキャンで様々なレシピを試し、新たな調味料で味付け。過去には微妙になったこともあるそうだが、食べるのは自分なので気が楽。そうして料理の腕が向上。様々な調味料を駆使し、絶妙な味付けを会得した。あえて、味付けの元的なものは使わずに、様々な組み合わせでどういった味になるのかを探求するのも楽しい。
今回の料理、筆者もご相伴に預かったのだが、かなり美味い。柔らかい灯りで照らされた料理が美しいだけでなく、味も最高! 無骨な男の料理といった印象はまったくなく、繊細な風味を感じさせる味付けだった。
キャンプの楽しみの一つに、料理があるというのを再認識させてくれる「ゆるゆるさん」の料理は、まさしく絶品。家庭料理と違い、ここでしか味わえない絶品料理がキャンプ飯なのだろう。
様々なキャンプ用調味料や、調理方法を試し、レジャーの一環として料理を楽しむ。美味しければ成功。不味ければ笑い話。そんな楽しみ方ができるのも、ソロキャンの面白さだ。今回、「ゆるゆるさん」に振る舞われた料理は全て絶品。今まで、トライ&エラーを重ね、熟成した自慢の料理なのだ。
アヒージョの素的なものは一切使わず、オリジナルのレシピで調理。オリーブオイルを流し込み、様々な調味料であっという間に作ってしまい、激うま料理が完成していた。
焚き火でゆっくりじっくり焼き上げるブランドとうもろこしと、香草入りのビーフステーキ。とうもろこしは、薄皮を残すことで蒸し焼きになるなど、工夫がいっぱいなのだ。
乗せるお皿もお洒落で、綺麗に切り分けている。こういったひとつひとつに妥協しないのが「ゆるゆるさん」のスタイル。インスタグラムで1.6万人越えのフォロワーがいるのも頷ける。
夜が更けて、静かな時間! ここからは非日常の時間
手早く食事の後片付けを済ませ、何をするでもなく焚き火を眺める。この時間が最も非現実的で、キャンプの醍醐味を感じさせる。ゆらめく炎は、いつまでも見ていられる。そんな極上の時間を過ごした後、テント内の就寝スペースに。プロテクタのボルトマジックPB450で電源を確保。扇風機を回し、テント内を快適空間に。コットの上にNANGAのシュラフで朝を迎える。
キャンプでの朝は早い。日の出と共に目が覚め、手早く朝食を作る。今回の朝食は、アボカドとトマトのレモン風味サラダとランチパックの簡単ホットサンド、ソーセージのスキレット焼き。そこに、焙煎済みのコーヒー豆をその場で挽き、ドリップ。ドリップ専用のケトルを準備するほどのこだわりで、一つ一つの時間を大切にしているのがよくわかる。
極上の二日間を過ごし、全てを片付け日常に戻る。「ゆるゆるさん」の日常と非日常の間を取り持っているのがジムニー。ソロキャンプの魅力を、様々なステージで味わうことが出来るアウトドアビークルと言えるだろう。
KOVEAゴーストシェルターの中にコットを置き、その上にNANGAのマウンテンロッジバッグ200のシュラフを設置。プロテクタのボルトマジックPB450で電源を取り、マキタの扇風機を回して快適な空間で就寝。何ひとつ我慢することなく、気持ちのいい睡眠が翌日の活力となる。
扇風機でテント内の空気を循環させることで、内部の結露を防ぎ、快適空間への第一歩となる。
4人用のKOVEAゴーストシェルターがジャストなサイズなのだ。
マキタの扇風機や、シェード付きランタン、プロテクタのボルトマジックPB450を置く棚をわざわざ持参。これは、もはや自宅の部屋状態の使い勝手と言えるだろう。
焚き火を楽しむのもキャンプの醍醐味。様々なアイテムを駆使し、火が安定するまでを楽しむ。斧、ナイフなどを使って、フェザースティックなどを作るのだ。
寝起きでまず「ゆるゆるさん」が始めたのは、コーヒー専用のケトルでお湯を沸かし、焙煎済みのコーヒー豆を挽くこと。ゆっくりと丁寧にドリップされたコーヒーが、眠気を覚ましてくれる。その後、手際よく作られたアボカドとトマトのレモン風味サラダ、ランチパックの簡単ホットサンドとソーセージのスキレット焼きを頬張る。
コーヒー専用のケトルを準備し、お洒落なドリップ台でコーヒーを作る。急がずゆっくりドリップさせることで、香りの高いコーヒーが出来上がるのだ。
あっという間に作った朝食。サラダ、ホットサンド、ソーセージという定番アイテム的なメニューだが、これが美味くて見栄えも良い。
お洒落キャンパーの愛車がこれ!ジムニーシエラのリフトアップだ
ジャングルグリーンのJB74が「ゆるゆるさん」の愛車。サスペンションは、ショウワガレージの3インチアップ。エクステリア関連は、APIO。外観的にはキャンプ仕様的な雰囲気は無い。むしろクロカン仕様に見える。実際に聞いてみると、結構ハードなクロカンも経験しているらしく、タイヤもジオランダーのMTを装着している。キャンプ仕様ではなく、ジムニーらしくカッコいい仕様と言っていいだろう。
バーライト、ルーフラック、サイドラックのロトパックスなど、お洒落アイテムでありながら、キャンプでも使える便利アイテムが装着されているのだ。
APIOの猪狩りバンパーが、フェィスデザインのキモとなっている。シンプルでカッコいいのだ。グリルはクラシカルに。ルーフラックへのアクセスに必須なリアラダー。アルミ製で、軽量高剛性のWMD製を装着する。
SPECIFICATIONS
●WHEEL:アピオ・ワイルドボア
●TIRE:ヨコハマ・ジオランダーMT
●SUSPENSION:ショーワガレージ3inchアップキット
●EXTERIOR:アウトクラスカーズフロントグリル、アピオ猪狩りバンパー、ロトパックス2ガロンウォーターコンテナ、アピオヨシムラマフラーチタンサイクロン、WMD4×4製ルーフラック&リアラダー、IPF製LEDライトバー&フォグランプ
▷男のソロキャンプが最高に楽しい! 【前編】はこちら
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]