カーライフ マクラーレンの最新作「アルトゥーラ」詳報！ 驚異のパワーウェイトレシオを実現した新世代PHEVスーパーカー【写真・6枚目】 マクラーレン初のプラグインハイブリッド・システムを搭載したロードカー、アルトゥーラがデビュー。次世代スーパースポーツの中身を詳細解説する。 マクラーレンの新型PHEVスーパーカー「アルトゥーラ」が登場。P1、スピードテールで培ってきた高性能ハイブリッドテクノロジーが、いよいよ量産シリーズに展開された。 「アルトゥーラ」の核となる、最新のカーボンモノコック構造。電動化のために最適化されたこのアーキテクチャーの設計・製造は、イギリスのマクラーレン・コンポジット・テクノロジー・センターが担当している。 「アルトゥーラ」の充電ポート。ケーブルを使用した充電の場合、およそ2時間半で80%までチャージ可能。 「アルトゥーラ」は新しいカーボンモノコック、電動パワートレイン、そして刷新したシャシーを投入している。リヤアクスルにもまったく新しいサスペンションシステムとeデフを採用した。 「アルトゥーラ」は、マクラーレンの新時代を告げるプロダクト。新しいインフォテインメントを採用したコクピットやOTA（Over The Air）、先進の安全運転支援機能など、最新のシステムを盛り込んでいる。 「アルトゥーラ」の強大なトルクを受け止め、加速力に無駄なく活用するべく、ピレリは専用のタイヤを開発。標準の公道仕様、サーキット走行も見据えた公道仕様、冬仕様という3タイプをラインナップしている。 「アルトゥーラ」には、マクラーレンならではの軽量化技術を総動員して投入。ハイブリッドコンポーネントの総重量もわずか130kg（バッテリー88kg、モーター15.4kg）に抑えている。 「アルトゥーラ」のキャビンは、スーパースポーツらしい雰囲気と機能性に加え、快適性も重視。身長193cmのドライバーでも余裕を感じさせるスペース設計としたうえ、シートバックを大きく倒して身体を伸ばすこともできるようにしている。 「アルトゥーラ」にミッドシップするM630型V6ツインターボエンジンは、マクラーレン製V8より50kg軽い。レブリミットは8500rpm。 マクラーレン「アルトゥーラ」は2021年第3四半期にデリバリーをスタートする予定で、現在国内正規販売店ではオーダーを受付けている。英国での車両価格は18万5500ポンド（約2700万円）からと発表されている。 この画像の記事を読む
