試乗 スーパースポーツバトル勃発! 美のヴァンテージ、剛のコルベット、柔の911が直接対決【写真・8枚目】 現代スーパースポーツモデルの激戦区で切磋琢磨する3台、アストンマーティン ヴァンテージ V8 ロードスター、シボレー コルベット、ポルシェ 911 GTSをストリートでインプレッション。 古典的なFRレイアウトのアストンマーティン ヴァンテージ V8 ロードスター、実利を目指しMRレイアウトを採用するシボレー コルベット、もはや唯一無二のRRレイアウトを固持するポルシェ 911 GTS。三者三様のスーパースポーツを比較検証する。 連綿と受け継がれてきた911シリーズは、最新の992型においても出自をアピール。ドライバーの目前に備わるメーター類は一見伝統の5メーターに見えるが、両脇4つはデジタル表示とするなど革新性も併せ持つ。 911 カレラシリーズの最高峰に位置するGTS。日本のラインナップでは唯一のMT(7速)も用意される。ホイールはセンターロック式を採用。撮影車両のカーボンフルバケットシートとPCCBはオプションだ。 アストンマーティン ヴァンテージ V8 ロードスターは軽量なソフトトップを装備。スポーツカーにとって重要な低重心化を果たすとともに、スイッチひとつで瞬時に折り畳まれる利便性も備えている。 アストンマーティンらしいラグジュアリーさとピュアスポーツとしての魅力を併せ持つヴァンテージ。バルクヘッド寄りにマウントされる4.0リッターV8はホットV方式のツインターボ。軽量なソフトトップはスイッチひとつで瞬時に折り畳まれる。 常にその時代の最先端を目指してきたコルベットは、8世代目に至っても独自性を誇示。上下フラットなステアリングホイール、各部に与えられた航空機のような造形など、他のスーパースポーツに迎合しないスタンスをもっている。 8代目にしてミッドシップへの転換を果たしたコルベット。エンジンは伝統のV8OHVの自然吸気で、8速DCTを組み合わせる。コンバーチブルもラインナップするが、通常のモデルもタルガトップなので手軽にオープン走行を楽しめる。 アストンマーティン ヴァンテージ V8、シボレー コルベット、ポルシェ 911 GTSの走行シーン この画像の記事を読む