LAMBORGHINI Huracan Successor

エクステリアデザインはランボルギーニらしさ全開

「ランボルギーニ ウラカン」後継モデルと思われるこのプロトタイプには、ヘッドライトを模したステッカーやボンネット上の凹凸など念入りな偽装が施されており、細部を詳しく見ることは難しい。だが、全体的なウェッジシェイプのデザインは、まさにランボルギーニといったイメージだ。

フロントには、六角形のデイタイムランニングライトが見える。サイドウィンドウ後方とリヤホイール前方にはエアインテークが見える。リヤはアグレッシブなデザインのディフューザーと、その上に見える巨大なエキゾーストアウトレットが印象的だ。また、電動パワートレインを搭載していることを示すイエローのステッカーが貼られていることからハイブリッド車であることが確認できる。

いよいよV10エンジンは引退か?

テールには、アヴェンタドール風のステッカーが貼られている。黄色のステッカーから、このプロトタイプが電動ユニットを搭載していることがわかる。
アヴェンタドール風のテールライトをデザインしたステッカーが貼られている。また、黄色のステッカーから、このプロトタイプが電動ユニットを搭載していることがわかる。

ランボルギーニは2024年までに全モデルを電動化する計画を発表している。したがって、現在ウラカンに搭載されている5.2リッターV10エンジンは引退することになるだろう。このニューモデルにどのようなパワーユニットが採用されるかは不明だが、ツインターボのV8エンジンが噂されている。ターボでありながら自然吸気のフィーリングを持つエンジンだとの噂もある。

レヴエルトと同じギヤボックスを搭載

ギヤボックスはレヴエルトと共通化されるもようだ。
ギヤボックスはレヴエルトと共通化されると予想する。

現在のところ出力は不明だが、レヴエルトは3基のモーターを搭載し、V12エンジンと合わせて1001PSを発生する。このウラカン後継モデルにも、レヴエルトの横置きトランスミッションとして8速DCTが搭載されることが分かっている。したがって、パワートレインも高性能なものが採用されるだろう。ウラカンの後継モデルは、2024年末に発表される予定だ。

エアロダイナミクスを向上させたエクスエリアデザインが特徴の「ウラカン EVO」。スーパースポーツらしい戦闘的な雰囲気を強めた。

大ヒットモデル「ウラカン EVO」の進化と派生モデルが見せた多様性(2019)【ランボルギーニ ヒストリー】

2014年のジュネーブ・ショーで正式にワールドプレミアされた「ウラカン」。先代モデル「ガヤルド」を超えるヒット作となったが、さらに商品性を高めた後期モデル「ウラカン EVO」が登場した。そのほか末期に追加されたスペシャルバージョンも紹介する。