Ferrari 296 GT3

シーズン中に2台目の296 GT3もエントリー

これまでドイツメーカー中心に戦って来たアブソリュート・レーシングは、2台体制でGTワールドチャレンジ・アジアに参戦する。
これまでドイツメーカー中心に戦って来たアブソリュート・レーシングは、2台体制でGTワールドチャレンジ・アジアに参戦する。

アブソリュート・レーシングは、4月19~21日に開催されるGTワールドチャレンジ・アジア開幕戦セパン(マレーシア)に、1台のフェラーリ 296 GT3でエントリー。シーズン中に2台目の296 GT3を投入する。

これまでアウディやポルシェで様々なカテゴリーに参戦してきたアブソリュート・レーシングは、初めてフェラーリとタッグを組むことになる。今回、マカオで開催中のFIA GTワールドカップにおいてフェラーリとのコンビネーションを発表。シリーズに参戦するドライバーは近日発表される予定だという。

また、アブソリュート・レーシングは296 GT3での活動に向けて、中国・上海に本社を置き、マレーシアのセパン・サーキット近郊を活動拠点とする新子会社「アブソリュート・コルセ(Absolute Corse)」の設立も発表した。

2024年シーズンの「ファナテックGTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS」は全7戦14レースを実施。開幕戦セパン(マレーシア:4月19~21日)を皮切りに、第2戦ブリーラム(タイ:5月10~12日)、第3戦菅生(6月7~9日)、第4戦富士(6月21~23日)、第5戦鈴鹿(7月12~14日)、第6戦岡山(8月23~25日)と転戦し、最終戦上海(中国:9月13~15日)でフィナーレを迎える。

初のニュルブルクリンク24時間レースに参戦したフェラーリ296 GT3が、2位に26秒911差秒差をつけて総合優勝を飾った。

「フェラーリ296 GT3」30号車がニュルブルクリンク24時間レースを制覇「最多周回数162ラップを走破」

5月20~21日、ドイツ・ニュルブルクリンク・サーキットを舞台に「ニュルブルクリンク24時間レース」の決勝が開催され、フリカデッリ・レーシングのフェラーリ296 GT3 30号車(アール・バンバー/ニッキー・キャッツバーグ/デイビッド・ピタード/フェリペ・フェルナンデス)が、SP9プロ・クラス/総合優勝を飾った。