プレスリリース 法規対応とサイズアップで、ライフ後半は大変貌! カタログ写真と当時写真でたどる、初代セリカのヒストリー 【時代の名車探訪 No.2-11(最終回)】トヨタセリカ・TA20/22型・1970年(昭和45)年 ~歴史編・後編 1974(昭和49)~1977(昭和52)年~【写真・24枚目】 LBシリーズと同じ顔になったセリカ。バンパーやフード、フロント&サイドのターンシグナルなど、LBから持ってきた。リヤフェンダーの「CELICA」バッジも筆記体からポップな書体の大文字に変わった。といってもこれまでカタログなどに使われていたものだ。 これまでLB専用だった2000DOHC・18R-Gエンジンを持つ2000GTがセリカにも加わった。各スペックは共通だ。 ライトな気分で乗ることができるようになった。 OKモニター。 フードが延長されたセリカをこの角度から見ると、やけに大人びており、4ドアセダン風に見える。もしこのセリカを4ドア化したら、1970年代版カリーナEDになっただろう。 向こう側の白いセリカはよく見ると初期型だった。初期からの変わりぶりを見たかったのだろうか。 2000GTの計器盤。形は同じでもベージュカラーになっただけでこんなに雰囲気が違う。服装やクルマは、色だって大事なんだと実感させられる。当時のカメラマンには、カメラを水平にして撮ってほしかった・・・ やはり2000GTの内装写真。コンソールがベージュなのがその証拠。 アイボリー内装は初期からあったが、黒部分がベージュ化したことで室内全体がより明るくなった。 明るい室内色は部屋を広く見せる効果がある。GTのネーミングで抱きたくなる汗くささは、この内装にはない。 コロナのものとは形が違うが、5代めコロナ・・・通称安全コロナからやってきたOKモニター。 手前からウォッシャー液量、バッテリー液量、燃料残量の各警告、テールランプ、ストップランプの各断線、ブレーキフルード液量のランプ。間に自在に動くスポットランプをはさみ、「OK MONITOR」のメーンランプがある。 エンジンルーム拡大に伴うフロントボディを伸ばした。 フロントドアヒンジ側と前輪の間隔が広がっていることがこのサイド写真からわかる。 LBはランプが変わり、印象が変わった。LBは縦5分割で、これまで「<<<<>>>>」だったリヤランプが3分割に。 GTとGTVにオプションの衝撃吸収バンパー付車は、ナンバープレートがバックドア開口下に移動する。 計器盤一新! たぶんこのタイプを最初に用いたのはトヨタじゃなかったかと思う。 新しくなったOKモニター。 新OKモニターの構造図。 サイドにスペアタイヤがあるのとないのとでは大違いだ。 バンパーは機能部品でスタイリング要素ではないが、突き出し量が増えるだけでこんなに雰囲気が変わる。 初期時代から比べると寸法以上に成長したように見える。こんなに変わるもんですかね。 ランプが5連から3連へ。これだけで別のクルマみたい。 ボディが伸び、バンパーが大きいから、想像以上に大きく見える 2代目セリカ。 この画像の記事を読む