車の知識 キャンピングカー市場に黒船来襲!? フィアット・デュカトを日本のビルダーはどう料理するのか?【写真・2枚目】 商用車ブランド「フィアット プロフェッショナル」から日本市場に初導入されるデュカト。9月15日には5社が正規販売代理店として契約を締結したことが発表された。 デュカトには標準、ロングホイールベース版、ロングホイールベース+ハイルーフ版と3種類のボディが用意されている。写真は標準モデルだが、それでも全長5413mm、全幅2050mm、全高2524mmという巨躯を誇る。ホイールベースは3mを優に超える3120mmだ。 サイドはスライドドア、リヤは観音開きのドアが備わる。 標準ルーフでも室内高は1932mmと十分だが、ハイルーフならば室内高は2172mmにもなる。最大積載量は標準ボディの場合、1645kg。 2022年モデルのデュカトは最高出力180hp、最大トルク450Nmの2.3Lディーゼルエンジンを搭載。トランスミッションは9速ATが組み合わされる。 2月に開催されたジャパンキャンピングカーショー2022に出展され、日本への正規導入が発表されたフィアット プロフェッショナル・デュカト。 日本仕様はしっかりと右ハンドル化されている。 インパネは商用車のイメージとは裏腹なモダンな雰囲気。10インチのタッチパネルモニターはApple CarPlayやAndroid Autoに対応するほか、電動パーキングブレーキやキーレス機能、スマホのワイヤレス充電機能なども備わる。 前席は一体型ヘッドレストを採用するキャプテンシート。180度回転させて後方に向けることが可能。また、真後ろに向いた状態ならば前後にスライドさせることもできるから、テーブルとの距離を調整するのも容易だ。 サスペンションはフロントがストラット、リヤがリーフリジッド。タイヤは225/75R16サイズを履く。 この画像の記事を読む