サーキット 9000rpm回る自然吸気モデル最高峰「ポルシェ911GT3 RS」は超の付く空力重視マシンだ【写真・9枚目】 リヤウイングの上端はルーフよりも高い位置にある。DRSは通常は開いた状態(左)だが、前後左右のG、スロットルやブレーキなどのデータから瞬時に閉じた状態(右)となる。フロントディフューザーも可変機構を持つ。 リヤウイングの上端はルーフよりも高い位置にある。DRSは通常は開いた状態(左)だが、前後左右のG、スロットルやブレーキなどのデータから瞬時に閉じた状態(右)となる。フロントディフューザーも可変機構を持つ。 フロントの中央には大型のラジエーターが備わるため、フロントのラゲッジスペースはない。 ダブルバブル形状のルーフの両端には空気を整流するブレードが備わる。ヴァイザッハパッケージを選択するとルーフもカーボン製となる。 タイヤの後ろにサイドスプリッターを備え、大型のディフューザーなどバンパー形状は他の911とはまるで異なる。マフラーはセンター2本出しのスポーツエキゾーストだ。 センターロックホイールはアルミニウムとマグネシウムの混合素材。ブレーキはPCCBではなくスチールローターが標準。 えぐられたフェンダーやドア、垂直のブレードが優れたエアロダイナミクスを生む。 トップマーク入りのアルカンターラのステアリング、随所に入れられるレッドのステッチがスポーティだ。トランスミッションは7速PDK。 ステアリングにはPTVやPASMの切り替えロータリースイッチが備わり、メーターにも表示される。トラックモードを選択すると機能する。 DRSの操作はインパネの画面からでも任意に行える。 リヤシートは省かれ、2シーターとなる。カーボン製のフルバケットシートやカーボン製ロールケージはヴァイザッハパッケージによるもの。 この画像の記事を読む