911 ポルシェ 911(タイプ993)ロングタームレポート:第1回「突然ですが“空冷”買いました」【写真・10枚目】 993との初対面に思わずニヤけてしまう筆者。寝ても覚めても頭を離れなかった空冷ポルシェだけに、きっと多少問題があっても許せてしまうのだろうが、冷静な目で見てもメーターナセルの上部がブッチャーの傷みたくひび割れていること以外、内外装がまともなのには驚いた。きっと前オーナーが、きちんと愛情を注いでくれていたのだろう。 今回自分が試乗する前に本誌・永田編集長に試乗して頂いた。自分が乗るとバイアスが掛かりそうだから、まず993オーナーの先輩である永田編集長に乗って頂いて、正直な感想を聞きたかったのだ。果たしてその答えは「これ、エンジンの吹け上がりが鋭いですよ。RSフライホイールって、こんなに効くの?・・・いいなぁ・・・」と(笑)。やりーッ! フライホイール入れますかッ!! WEB中古車情報の二大巨頭である「カーセンサーnet」と「グーワールド」を毎日眺めてはタメ息をつく「掘り出し物ウインドウショッピング」が日課だった筆者。しかしあるときあまりに条件のよい964 カレラ2を見つけ、お店に電話をしたところから、運命の扉が開いた・・・。これはいずれ「911の買い方」としてお話したいが、ともあれほどなくしてicode 鶴田御大から「あったがや〜!」と電話があり、そこで感極まって即決。車両も見ずに購入を決定したのであった(汗)。 下まわりを覗きながら、状況を説明してくれるicode 鶴田御大。 左バンクのヘッドからオイルにじみが。御大いわく「ガスケットの交換が望ましいけど、こんなのよくあること。当面はオイルを足しておくだけで平気!!」とのことだった。ホッ・・・。 タイロッドエンドはピロボールのガタを見越して交換がベスト。ブッシュ類はアームごとASSY交換が必要で、まともにやると80万円!? しかしここにもノウハウが・・・。 ダッシュボードは前後ともにひび割れが・・・。これは結構高くつくらしい。 灯火類は全域で劣化。リヤガーニッシュは交換すると8万円!!? あわわわわ・・・。 鶴田御大が筆者の懐具合を考え掘り出してきた993。この個体は年式相応の距離数だが、前オーナーが3年ほど前に某専門店でOHを行っており、なんとそのときの写真がすべて保存されていた。 なんとRSフライホイールが!! 純正オーナーズマニュアルに加え、整備手帳も残っていた!! 「純正工具が残っているのも前オーナーがきちんとしていた証だよ」と鶴田御大。いい個体と巡り会えました。 この画像の記事を読む