歴史 ポルシェ 911(タイプ993)ロングタームレポート:第3回「身も心も、ボクのものにッ!!」【写真・13枚目】 993ロングタームレポート第3回 ポルシェのスペシャリストに内外装のリフレッシュをお願いしたかった筆者。そこで相談したのは、最近PPF施工が人気のクレフ。まずは現車を見せて、プランを考えた。 PPFはライト類のみでボディはコーティング。 内装はクリーニングすると、効果絶大!? PPFは“ペイント・プロテクション・フィルム”の略称で、サーキット走行時に飛び石等から愛車を守るために考え出された。クレフには専用ブースがあり、当日も施工中だった。 PPF“ペイント・プロテクション・フィルム”の施工。 マイ993はどうやら再塗装された車両なのだが、クレフの見立てでも「モール類まで外してきちんと再塗装してありますよ」と言われて、ちょっとホッとした。ただ「既に飛び石が結構あるので、今回PPFの施工はしない方がいいでしょう」とのこと。PPFの粘着力は強いから、これを張り替えるとき、チッピング部分から塗装がはがれてしまうというのである。よってボディはコーティングのみ、灯火類にPPF施工をする見積もりを依頼した。 リヤガーニッシュは純正交換だと8万円!? というわけで磨きで復活させたいところだが、それにはクリア部分の残量も重要で、施工時にこれを検証することにした。「PPFを施工すると、クリア塗装したように見える場合もある」とのことだが、果たして・・・。 ヘッドライトは中身を磨いて、ガラス面にはPPFを。これもASSYだと・・・以下次回。 フォグ及びウインカーランプレンズは劣化しており要交換。これはサードパーティを使って節約する手もあり。 「外装をキレイにするなら、やっぱりガビガビになったキャリパーも塗り直さないと!」と水島氏。・・・高くつくなぁ。 武居氏が993の内装をチェック。ドアポケットのボルト受けが欠けていたが「下でも止まっているので、急に脱落するようなことはないですよ」とのことだった。 足まわりにはビルシュタイン製車高調整キット(減衰調整機能がないのでたぶん「B14」)が入っていた。サスペンションもそうだが、ブッシュ周りから一新したい。 なんとリヤワイパーが金属疲労で折れていた。 ドアハンドルの台座シートも要交換。運転席側は握りが渋いので「バラして清掃してみるとよいですよ」とのことだった。 経年劣化で接点不良を起こしていたPWスイッチを注文。なんとお値段1個6000円!? しかしこれはほんの序の口で、ここから盛大な“パーツ地獄”が始まるのであった・・・!! この画像の記事を読む