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希少な125ccフルサイズミッションスポーツ車
XSRシリーズは、ヤマハの人気ヘリテージモデルとして確固たる人気を獲得している。デビューはMT-09をベースにしたXSR900で、続くXSR700も軽量な2気筒エンジンと心地いい鼓動感でネオクラシックファンから愛される機種だ。ファンからすると、普通二輪免許で乗れるXSRシリーズの登場を期待するが、残念ながらインドネシアヤマハから海外モデルとしてXSR155、ヨーロッパ向けにXSR125が発売されるにとどまり、国内での正規販売はされていなかった。コアなファンは並行輸入車を手に入れて楽しんできたが、ここにきてヤマハもファンの期待に応えるべく国内での正規販売を決定! いち早く、このトピックを伝えようと第39回大阪モーターサイクルショー2023にてラインナップ予定車を参考出品したのだ。
国内販売されるのは、高い人気を誇る原付二種クラスのXSR125。四輪車を所有する人なら、わずかな追加費用の『ファミリーバイク特約』で任意保険に加入でき、低ランニングコストでバイクライフがスタートできる。本格的なフルサイズの125ccミッションスポーツモデルの国内ラインナップは少ないため、このクラスの選択肢が増えるのは大歓迎! しかも、幅広いライダーから人気のネオクラシックモデルとなれば、いきなり納車待ちが発生するほど人気が出そうだ。
XSRシリーズらしいスタイリッシュなデザイン
XSR125に搭載されるエンジンは、XSR155インドネシア仕様をベースにする水冷単気筒SOHC4バルブと思われ、可変バルブ機構のVVAもそのまま装備される見込み。最高出力はユーロ5の排ガス規制をクリアしたヨーロッパ仕様と同じく、ライバルに比べても遜色のない15psになると予想される。フレームはスチール製のデルタボックスを採用。ネイキッドモデルだけに、骨太な存在感を放ってアイキャッチにもなっている。倒立タイプのフロントフォークや前後ディスクブレーキなど、走りに関わる装備も一線級の内容だ。LED仕様の丸型ヘッドライトやテールランプ、センスの良いタックロールシートなど、ネオクラシックな魅力を詰め込んだ外装はXSRシリーズらしい完成度といえるだろう。発売日や価格など、続報の発表が待ち遠しい。
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