目次
商品名:1/12 ホンダ CB750F 「バリバリ伝説」 ※巨摩 郡ヘルメット付属
価格:2万2000円(消費税10%税込) 販売元:AUTOart ※予約受付中/2022年4月下旬に順次発送予定
筆者は1969年(昭和44年)生まれ。高校時代は空前のバイクブームであり、週刊少年マガジンに連載されていた「バリバリ伝説」は、まさにドストライクの世代。当時はリアルタイムで、しげの秀一先生の“バリ伝”を毎週愛読していた。
主人公のグン(巨摩 郡/こま ぐん)は、高校生ながら、当時“司法試験よりも難しい”と言われた限定解除免許を取得し、車両価格はもちろん、維持費も極めて高額な“ナナハン”のホンダCB750Fを乗り回し、速さを追求するために各部をカスタマイズ。
グンは都内(練馬区)の高層マンションに一人暮らし(猫も住んでいた)。加えて187cmの高身長。しかもキリリとしたイケメンで(もうええやろ!と思うがまだあるぞ)、同級生の美少女・一ノ瀬美由紀(通称・みぃ)を拉致したチンピラたちを秒殺するほどケンカが強く、後輩の可愛い女子生徒(伊藤歩惟/いとうあい/後に結婚)にもて、勉強もできる……。
当時の筆者は、「こんな高校生、いるわけねえだろ!」とツッコミを入れつつ、その裏で密かに憧れていたのであった(注1)。
注1:漫画「バリバリ伝説」では、主人公のグンが高校卒業後、紆余曲折を経て、世界GP250や世界GP500(今のMotoGP)でシリーズチャンピオンを獲得。連載当時は、「日本人には絶対に無理」「あくまでもマンガの世界」と思われていたが、後に原田哲也(1993年世界GP250シリーズチャンピオン)や、故・加藤大治郎(2001年世界GP250シリーズチャンピオン)など、日本人レーサー(その他、岡田忠之、中野信矢、阿部典史、青木兄弟などなど)が世界を舞台に大活躍。バリ伝のストーリーは、これらを予言する要素も多々含まれていた。
そんなスーパー高校生だったグンが劇中で駆っていた、レッドカラーのホンダ CB750F改が、1/12スケールの本格ダイキャストモデルとして登場。製作・販売は、四輪のダイキャストモデルも超人気の「AUTOart」。
製作に対し、AUTOartでは、スーパーバイザーとして国産絶版バイク専門店「ウエマツ」に協力を依頼。「バリ伝」仕様に組まれた実車を3Dスキャニングし、正確なボディ形状を再現。膨大なコミックの資料検証はもちろん、実車やチューニングパーツなどの情報を集め、細部まで徹底的に、リアルさを表現している。なお、当時様々なライダーが真似をした、グンカラーにペイントされたヘルメットも付属。
商品は2021年9月24日現在、下記サイトで予約受付中。2022年4月下旬に順次発送予定。青春時代、バリ伝に燃えたオジサンたちはもちろん、バリ伝を読んだことのない絶版車フリークも要チェックです!
商品の詳細
・美しいキャンディレッドのボディカラー
・グラデーションストライプの再現
・セパレートハンドル
・バックミラー(3パーツ構成)
・ライトやウィンカーのレンズカット再現
・サスペンション可動
・裏コムスターホイール
・タイヤパターンの再現
・ブレーキディスク(ヘアライン仕上げ)
・フロントスタビライザー
・後付けのオイルクーラー(劇中ではグンが高回転域を多用するため、熱ダレ防止のためにバイクショップのオヤジが取り付けた)
・センタースタンド・レス(サイドスタンド可動)
・レザーシートの質感の再現
・バックステップ(可動)
・モリワキ製集合管・直管タイプ(なお、ビデオ&映画版では直管タイプではなく、サイレンサー装着タイプのフォーサイト版を採用)
・コミック仕様ブランクナンバープレート
・同スケールヘルメット「グンヘル」付属
オートアート・コンポジットダイキャストモデルの特徴
『オートアート・コンポジットダイキャストモデル』は、ボディには独自配合した「ABS」を、インナーボディには「ダイキャスト」を採用。それぞれの素材の利点を最大限に生かし、ダイキャストモデルに劣らない高剛性と重量感を実現しながら、目の覚めるようなリアルでシャープなボディラインの再現と、ダイキャストボディ以上に正確なチリ合わせやパーツ開閉を可能にした、「全く新しい」革新的なモデルカーを再現しているのが特徴。
発売元・問い合わせ:株式会社ゲートウェイ・オートアート・ジャパン(AUTOart)
https://autoartmodels-jp.shop/items/613ea0dcaddb845e925edd54