BMW「R nineT」をカスタマイズすると! 匠がサーキット走行もこなすカフェレーサーに完結【46 works】

BMWのネイキッドスポーツモデル「 R nineT」を、レトロなカフェレーサースタイルにカスタマイズ。ビルダーのセンスが随所に光る、個性的で美しい一台。
東京モーターサイクルショー2024に出展した大手サスペンションメーカー「オーリンズ」は、名カスタムビルダー「46 works」が製作した知る人ぞ知るBMW R nineTのクラブマンレーサーを展示。フロントフォークはオーリンズ製の倒立型「FGRT 200 Series」、リアショックはオーリンズ製の高性能サスペンション「S46DR1S」を導入。ワンオフのアルミ製ガソリンタンクやシートカウルなど、クラブマンレーサーに相応しい象徴的なアイテムを随所に投入。ビルダーのセンスと個性が光る、唯一無二の一台に仕上がっている。
PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
46 Works https://46works.net/
オーリンズ https://ohlins-czj.jp/

BMW R nineT クラブマンレーサー 製作:46 works

絶妙なる凹凸感を表現したフューエルタンクはアルミ製のワンオフ。シートは50~60年代の世界GPマシンをイメージさせるシングル式。レトロな雰囲気のシートカウルはアルミ叩き出しのワンオフを採用。
ワンオフのアルミ製エアクリーナーボックスから前方に伸びる、チタン製のパイプを使った吸気システムもインパクト大。吸気孔は吸入効率の良いラッパ形状に加工済み。
前後ホイールは超軽量かつ超高剛性のJB-POWER「MAGTAN(ゴールドカラー)」を導入。タイヤはピレリのスポーツタイヤ「ディアブロ」とし、ノーマルと同サイズの前120/70-17、後180/55-17を選択。
マフラーは中高速域での滑らかな吹け上がりとパワーを追求したチタン製2 in 1の集合管を装着。大型のサイレンサーはバンク角を稼げる楕円形を採用。リアタイヤの両側面はサーキット走行により、限界まで適度に摩耗した状態。
ワンオフのアルミ製エアクリーナーボックスから前方に伸びるチタン製の吸気孔には、「46 works」のホワイトロゴも配置。
2014年に登場以来、2024年現在も現行モデルとして高い人気を誇るBMWのネイキッドスポーツ・R nineT。空油冷4ストローク水平対向のボクサー型2気筒DOHC 4バルブ1169ccエンジンを搭載。写真は2014年モデル。

BMWの人気ネイキッドスポーツモデル「 R nineT」を、レトロなカフェレーサースタイルにカスタマイズ。前後のサスペンションはサーキット走行も視野に入れ、超高性能なオーリンズ製に変更。フロントブレーキのキャリパーは、ラジアルマウント型のブレンボ製4POTで強化。

前後ホイールはノーマルと同径の17インチながら、世界初のマグネシウム鍛造という製法で生み出された、超軽量かつ超高剛性のJB-POWER「MAGTAN(ゴールドカラー)」を導入。タイヤはピレリのスポーツタイヤ「ディアブロ」を選択し、ノーマルと同サイズの前120/70-17、後180/55-17をセレクト。

マフラーは中高速域での滑らかな吹け上がりとパワーを追求した、チタン製2 in 1の集合管をチョイス。形状にこだわり、絶妙な凹凸感を表現したフューエルタンクはアルミ製のワンオフ。シートは50~60年代の世界GPマシンをイメージさせる、カフェレーサー風のシングル式。シート一体型のシートカウルは、アルミ叩き出しのワンオフをコーディネイト。

シルバー塗装で存在感を強調したトラスフレーム、本体のコア部に滑らかなアールを設けたラウンド型オイルクーラー、ワンオフのアルミ製エアクリーナーボックスから前方に伸びるチタン製の吸気孔などなど、トータルバランスはピカイチ。ビルダーのセンスが随所に光る、美しい一台に仕上がっている。

ハンドルはステム下のローポジションにセットされたセパレート型。ハンドル周りは最小限のパーツ構成に留めたシンプルなつくり。
シルバーにペイントされたトラスフレーム、チタン製の吸気パイプ、ボルト止めされたシートステー、アルミ製エアクリーナーボックスなどを絶妙なバランスで配置。
フロント側のウインカーはボクサーエンジンのエキパイ入り口横(内側)にレイアウト。
形状にこだわったフューエルタンクはアルミ素材を駆使したワンオフ。
シートは50~60年代の世界GPマシンをイメージさせるシングル式とし、シートと一体型のシートカウルはアルミ叩き出しのワンオフを組み合わせ。
フロントブレーキのキャリパーはラジアルマウント型のブレンボ製4POTをチョイスして制動力をアップ。
前後ホイールは超軽量かつ超高剛性なJB-POWER「MAGTAN(ゴールドカラー)」に変更し、足周りの軽量化とハンドリング性能を向上。小振りなナンバープレートホルダーにはキャッツアイテールとウインカーを配置。
本体に異径丸形の肉抜き処理を施した、マフラーステーとしても使用される美しい形状のバックステップホルダーは、スペースに余裕のあるプロアーム式スイングアーム(片持ち式)ならではの独自デザインに製作。
リアショックはオーリンズ製の高性能サスペンション「S46DR1S」を導入。

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