BMW R nineT クラブマンレーサー 製作:46 works

絶妙なる凹凸感を表現したフューエルタンクはアルミ製のワンオフ。シートは50~60年代の世界GPマシンをイメージさせるシングル式。レトロな雰囲気のシートカウルはアルミ叩き出しのワンオフを採用。
ワンオフのアルミ製エアクリーナーボックスから前方に伸びる、チタン製のパイプを使った吸気システムもインパクト大。吸気孔は吸入効率の良いラッパ形状に加工済み。
前後ホイールは超軽量かつ超高剛性のJB-POWER「MAGTAN(ゴールドカラー)」を導入。タイヤはピレリのスポーツタイヤ「ディアブロ」とし、ノーマルと同サイズの前120/70-17、後180/55-17を選択。
マフラーは中高速域での滑らかな吹け上がりとパワーを追求したチタン製2 in 1の集合管を装着。大型のサイレンサーはバンク角を稼げる楕円形を採用。リアタイヤの両側面はサーキット走行により、限界まで適度に摩耗した状態。
ワンオフのアルミ製エアクリーナーボックスから前方に伸びるチタン製の吸気孔には、「46 works」のホワイトロゴも配置。
2014年に登場以来、2024年現在も現行モデルとして高い人気を誇るBMWのネイキッドスポーツ・R nineT。空油冷4ストローク水平対向のボクサー型2気筒DOHC 4バルブ1169ccエンジンを搭載。写真は2014年モデル。

BMWの人気ネイキッドスポーツモデル「 R nineT」を、レトロなカフェレーサースタイルにカスタマイズ。前後のサスペンションはサーキット走行も視野に入れ、超高性能なオーリンズ製に変更。フロントブレーキのキャリパーは、ラジアルマウント型のブレンボ製4POTで強化。

前後ホイールはノーマルと同径の17インチながら、世界初のマグネシウム鍛造という製法で生み出された、超軽量かつ超高剛性のJB-POWER「MAGTAN(ゴールドカラー)」を導入。タイヤはピレリのスポーツタイヤ「ディアブロ」を選択し、ノーマルと同サイズの前120/70-17、後180/55-17をセレクト。

マフラーは中高速域での滑らかな吹け上がりとパワーを追求した、チタン製2 in 1の集合管をチョイス。形状にこだわり、絶妙な凹凸感を表現したフューエルタンクはアルミ製のワンオフ。シートは50~60年代の世界GPマシンをイメージさせる、カフェレーサー風のシングル式。シート一体型のシートカウルは、アルミ叩き出しのワンオフをコーディネイト。

シルバー塗装で存在感を強調したトラスフレーム、本体のコア部に滑らかなアールを設けたラウンド型オイルクーラー、ワンオフのアルミ製エアクリーナーボックスから前方に伸びるチタン製の吸気孔などなど、トータルバランスはピカイチ。ビルダーのセンスが随所に光る、美しい一台に仕上がっている。

ハンドルはステム下のローポジションにセットされたセパレート型。ハンドル周りは最小限のパーツ構成に留めたシンプルなつくり。
シルバーにペイントされたトラスフレーム、チタン製の吸気パイプ、ボルト止めされたシートステー、アルミ製エアクリーナーボックスなどを絶妙なバランスで配置。
フロント側のウインカーはボクサーエンジンのエキパイ入り口横(内側)にレイアウト。
形状にこだわったフューエルタンクはアルミ素材を駆使したワンオフ。
シートは50~60年代の世界GPマシンをイメージさせるシングル式とし、シートと一体型のシートカウルはアルミ叩き出しのワンオフを組み合わせ。
フロントブレーキのキャリパーはラジアルマウント型のブレンボ製4POTをチョイスして制動力をアップ。
前後ホイールは超軽量かつ超高剛性なJB-POWER「MAGTAN(ゴールドカラー)」に変更し、足周りの軽量化とハンドリング性能を向上。小振りなナンバープレートホルダーにはキャッツアイテールとウインカーを配置。
本体に異径丸形の肉抜き処理を施した、マフラーステーとしても使用される美しい形状のバックステップホルダーは、スペースに余裕のあるプロアーム式スイングアーム(片持ち式)ならではの独自デザインに製作。
リアショックはオーリンズ製の高性能サスペンション「S46DR1S」を導入。
肩肘張らず、ラフに乗れる大人のバイク、それはBMW・R nineTのこと!|排気量1169cc

様々なメーカーからリリースして人気を博しているヘリテージスタイル。2013年にBMWが打ち出したR nineTは、これぞ「モーターサイクル」と言わんばかりの硬派な出で立ち! ベーシックなスタイルゆえにカスタム人気も高く、イジる楽しみも持ち合わせていて、フレームとタンクを共通とした派生モデルもリリースされている。今回は、ベーシックモデルのオプションカラーに多数のカスタマイズパーツが装着されたスタイリッシュな一台をたっぷり眺めて乗り回しました! REPORT●川越 憲(KAWAGOE Ken) PHOTO&EDIT●佐藤恭央(SATO Yasuo) ※2020年5月10日に掲載した記事を再編集したものです。 価格や諸元、カラーバリエーションが現在とは異なる場合があります。

https://motor-fan.jp/bikes/article/23608/
空油冷、水平対向。エンジンだけでも個性を主張できる、ネオクラシカルなネイキッドスポーツ|BMW・R nine T試乗

現在BMWのラインナップは、6つのカテゴリーに分類されている。その中のヘリテージはアドベンチャーと共に豊富なバリエーションを誇る8機種をリリース。「ヘリテージ」とは遺産や伝統を意味するが、具体的には同社が誇る古くから象徴的なパワーユニットである縦置き水平対向ツインエンジンを搭載。R nineT はその基本を着実に受け継いできたピュアな存在として知られているのである。 REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke) 取材協力●ビー・エム・ダブリュー 株式会社

https://motor-fan.jp/bikes/article/25256/