ホンダ・ホーネット2.0…約26万7,000円

ホンダモーターサイクル&スクーターインディア(HMSI)は、2025年2月19日、OBD2Bに適合した新型「ホーネット2.0」を発表した。

価格はデリーのショールームで15万6,953ルピー(約26万7,000円)で、HMSIのRed WingおよびBigWingの全店舗で販売が開始されている。

新型は、スタイリングの強化、最新技術の導入、安全機能の向上が図られている。

よりアグレッシブに

ホーネット2.0は2020年8月の初登場以来、そのセグメントで革新的な存在となってきた。これまでに特別なMotoGPエディションモデルも導入され、顧客から好評を博している。今回のOBD2B適合モデルは、より洗練されたライディング体験を提供し、最新技術と優れた安全機能を備えている。

新型は、車体パネルにアグレッシブなグラフィックを採用し、その攻撃的なスタンスをさらに強調している。全LED照明セットアップにより、視認性と存在感が向上している。カラーオプションは、パールイグニアスブラック、ラディアントレッドメタリック、アスレチックブルーメタリック、マットアクシスグレーメタリックの4色が用意されている。

184cc単気筒エンジンを搭載

エンジンは、OBD2Bに適合した184.40ccの単気筒4ストロークエンジンを搭載し、12.50kW/8000rpmの出力、15.7Nm/6,000rpmの最大トルクを発揮する。5速ギアボックスと組み合わせられ、アシスト&スリッパークラッチがスムーズなギアシフトを可能にし、積極的なダウンシフト時のリアホイールのロックを防ぐ。

スマホコネクト機能を搭載

新たに4.2インチのTFTディスプレイを装備し、Honda RoadSyncアプリを介したBluetooth接続により、ナビゲーションサポート、着信アラート、SMS通知へのアクセスが可能となっている。USB Type-C充電ポートも新設され、移動中のデバイス充電が容易になっている。安全性の向上として、Hondaセレクタブルトルクコントロール(HSTC)とデュアルチャンネルABS(アンチロックブレーキシステム)を装備し、さまざまな走行条件での優れたブレーキ性能と安定性を提供している。

日本での発売予定は未定だが、逆輸入車として日本で販売される可能性はある。

「CB1000ホーネット」や「CB750ホーネット」と日本でもホーネットが復活しており、需要はありそうだ。

画像ギャラリー