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ヤマハ・YZF-R25…69万800円
ヤマハ発動機は、スーパースポーツモデル「YZF-R25 ABS」の2025年モデルを2025年4月24日に発売する。カラーバリエーションは、ヤマハレーシングを象徴する“ブルー”、質感の異なる2色のブラックを用いた“マットダークグレー”、偏光パールを採用した“マットパールホワイト”の3色をラインナップ。価格は税込69万800円となっている。
新たな“R”デザインを採用し、スタイリングを一新
今回のモデルチェンジでは、デザインの刷新と機能の強化が図られ、より扱いやすく、魅力的なバイクへと進化した。
新型YZF-R25は、YZF-RシリーズのDNAを継承しつつ、最新の“R”デザインを採用。フロントフェイスには、プロジェクタータイプのヘッドライトとデュアルポジションランプを配置し、シャープでアグレッシブな印象を与える。カウル形状は空力性能を追求したM字型エアインテークダクトを備え、高速走行時の安定性を向上させている。
アシスト＆スリッパークラッチの導入で操作性向上
操作性の向上を図るため、アシスト＆スリッパークラッチ（A&Sクラッチ）を新たに採用。これにより、クラッチレバーの操作荷重が軽減され、シフトダウン時のエンジンブレーキによる車体挙動が穏やかになり、スムーズなシフトチェンジが可能となった。
スマートフォン連携やUSB端子の追加で利便性を強化
利便性の面では、ヤマハの専用スマートフォンアプリ「YAMAHA Motorcycle Connect（Y-Connect）」に対応。これにより、走行データや燃費、メンテナンス時期の通知など、さまざまな情報をスマートフォンで簡単に管理できるようになった。さらに、USB Type-A端子対応ソケットを標準装備し、スマートフォンなどの充電が可能となっている。
足つき性の改善と快適なライディングポジション
足つき性の改善も図られており、シート幅とサイドカバーのスリム化により、足が自然に下ろしやすくなった。これにより、小柄なライダーや女性ライダーでも安心して乗ることができる。シート高は従来と同じ780mmだが、足つき性の向上により、より快適なライディングポジションを実現している。
エンジンは、水冷4ストローク直列2気筒DOHC4バルブの249ccエンジンを搭載し、最高出力35ps（26kW）／12,000rpm、最大トルク23Nm／10,000rpmを発揮。車両重量は169kgで、軽快なハンドリングと扱いやすさが特長である。燃料タンク容量は14リットルで、街乗りからツーリングまで幅広く対応する。
新型YZF-R25は、「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに、高次元な走行性能とスタイリング、さらに日常での扱いやすさを兼ね備え、10代・20代を中心とした若年層のライダーから支持されることが期待される。
主要諸元
認定型式／原動機打刻型式：8BK-RG95J／G404E
全長／全幅／全高：2,090mm／735mm／1,140mm
シート高：780mm
軸間距離：1,380mm
最低地上高：160mm
車両重量：169kg
燃料消費率国土交通省届出値
定地燃費値：37.5km/L（60km/h） 2名乗車時
WMTCモード値：26.5km/L（クラス3, サブクラス3-2） 1名乗車時
原動機種類：水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列：直列, 2気筒
総排気量：249cm3
内径×行程：60.0mm×44.1mm
圧縮比：11.6：1
最高出力：26kW（35PS）／12,000r/min
最大トルク：23N・m（2.3kgf・m）／10,000r/min
始動方式：セルフ式
潤滑方式：ウェットサンプ
エンジンオイル容量：2.50L
燃料タンク容量：14L（無鉛レギュラーガソリン指定）
吸気・燃料装置/燃料供給方式：フューエルインジェクション
点火方式：TCI（トランジスタ式）
バッテリー容量／型式：12V, 7.0Ah（10HR）／GTZ8V
1次減速比／2次減速比：3.043（70/23）／3.071（43/14）
クラッチ形式：湿式, 多板
変速装置／変速方式：常時噛合式6速／リターン式
変速比：1速：2.666 2速：1.882 3速：1.454 4速：1.200 5速：1.037 6速：0.920
フレーム形式：ダイヤモンド
キャスター／トレール：25°00′／95mm
タイヤサイズ（前／後）：110/70-17M/C（54S）（チューブレス）／140/70-17M/C（66S）（チューブレス）
制動装置形式（前／後）：油圧式シングルディスクブレーキ／油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式（前／後）：テレスコピック／スイングアーム
ヘッドランプバルブ種類／ヘッドランプ：LED
乗車定員：2名
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