二ヶ月限定で憧れの輸入車に乗れる

バイクを愛する全てのライダーに向けて、この夏、箱根が再び熱くなる。バイカーズパラダイス南箱根が仕掛ける「MATAGARI EXPERIENCE 2025」は、7月5日から8月31日までの2か月間限定で開催される特別な二輪体験イベントだ。

これまで“跨って眺めるだけ”だった夢のバイクを、今度はその場で実際に箱根の道を駆け抜けることができる。避暑地としても名高い南箱根の涼風と共に、話題のニューモデルに跨り、アクセルを開け放つ快感をぜひ味わってほしい。

全ての展示車に跨がれる「MATAGARI EXPERIENCE」が進化

バイカーズパラダイス南箱根の名物イベント「MATAGARI EXPERIENCE」は、国内外を問わずライダー達にとって憧れのイベントだ。通常は展示車に跨るだけというイベントが多い中、ここでは全ての展示バイクに自由に跨り、そのフィーリングを存分に味わえるのが最大の特徴だ。

2025年はこの体験型イベントがさらに進化した。なんと、跨るだけではなく、話題のニューモデルをその場でレンタルし、実際に箱根を走り出せるサービスをスタート。1時間3,300円(税込)という手軽な価格設定で、世界各国の最新モデルを実際の箱根路で試せる前代未聞のモーターサイクルショーとなる。

このイベントは、単なる試乗では終わらない。箱根の豊かな自然の中を自らの手で操作し、加速やコーナリングを楽しむことで、そのバイクが持つ本当の魅力を肌で感じ取ることができる。バイク乗りにとってこれほど贅沢な夏の思い出はそうそうないだろう。

12の海外ブランドが誇る最新モデルがレンタル対象

今回協賛するメーカーは、BMW MOTORRAD、BRIXTON、BRP、FANTIC、FELO、INDIAN MOTORCYCLE、KTM、HARLEY DAVIDSON、MUTT MOTORCYCLES、QJ MOTOR、ROYAL ENFIELD、THUNDER MOTORCYCLESというそうそうたる顔ぶれ。世界中のバイクシーンを牽引する12ブランドのニューモデルが、全てバイカーズパラダイス南箱根でレンタルできる。

例えばBMW MOTORRADのR12は、最新世代の空冷ボクサーが奏でる独特のビートを楽しめる一台。KTMの990DUKEはシャープなハンドリングと爆発的な加速が持ち味で、箱根のワインディングにぴったりだ。インディアンモーターサイクルのSCOUT SIXTY BOBBERは、クラシカルかつダークなスタイルで走りの存在感を示し、ハーレーダビッドソンのBREAKOUTはドラッグレーサー然とした佇まいで緩急ある道を支配する。

さらにアジア発の注目モデルとしてQJ MOTORのSRV400VSや、Royal Enfieldの最新BEAR 650、THUNDER MOTORCYCLESのSOFTAIL THUNDER 250といったニューフェイスも試せる。多様な選択肢の中からその日の気分で車両を選び、箱根の大自然に飛び込めるのがこのイベントの醍醐味だ。

文化を育む新形態ドライブイン「バイカーズパラダイス南箱根」

このMATAGARI EXPERIENCEを主催するバイカーズパラダイス南箱根は、単なるレンタル施設ではない。2019年夏、湯河原峠に誕生したこの施設は、「バイク文化の醸成」と「バイクによる地域活性化」を目指して官民一体で立ち上げられた。

カフェやガレージライクな休憩スペースでは、訪れたライダーたちが互いのバイク談義に花を咲かせる。これまでに国内外から多くのライダーが訪れ、ツーリングの目的地や途中の立ち寄りスポットとして親しまれてきた。そこでは単なる乗り物としてのバイクを超えた、コミュニティとしての価値が生まれている。

また、バイカーズパラダイスは初心者ライダーにも開かれており、レンタルバイクを通して二輪の世界に触れやすい環境を提供している。今後はさらに子ども向けのプログラムや女性ライダー専用のイベントも構想中とのことだ。

この夏、箱根でバイクに恋をする

7月5日から8月31日までの2か月間、バイカーズパラダイス南箱根は、バイク好きにとって最高の避暑地となる。普段はなかなか跨る機会のない輸入車の最新モデルを自由に選び、1時間だけでも本気で走ってみる。気に入ったバイクがあれば何台でも乗り比べできる。まさにライダーの夢を形にした空間だ。

今年の夏、もしまだ予定が決まっていないなら、箱根に行こう。そして“マタガリ”から“走り出す”瞬間を、自分の心と身体に刻み込んでほしい。

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