目次
軽量なボディにハイパワーエンジンを搭載し、異次元のスポーツ性能を発揮!
リッターバイクとは、1L=1000cc以上のエンジンを搭載したビッグバイクのこと。国内仕様の市販車としては、1000ccクラス、1100ccクラス、1200ccクラス、1300ccクラスなどがメインとなる。
リッターバイクには、サーキットで速く走ることを目的に開発されたフルカウル装備のスーパースポーツ、カウルを省いた街乗り重視のネイキッドスポーツ、スーパースポーツに実用性を加味したスポーツツアラー、ツーリングに特化したアドベンチャー、ビッグスクーター、アメリカンテイストが漂うクルーザー、オーディオ等を備えたプレミアムツアラーなど、用途に合わせて選べるのがポイントだ。
下記のモデルは、全般的にヘビーなリッターバイクの中では希少な、200kg強という軽量さを実現した6台。レースレギュレーションに適合した1000ccスーパースポーツに加え、ネイキッドスポーツ2台が含まれている。
車体が軽いこと=スポーツ性の高さを証明!軽量なリッターバイクに注目
1位 ホンダ CBR1000RR-R FIREBLADE 車両重量:201kg 排気量:999cc
CBR1000RR-R FIREBLADEは、1992年発売の初代モデル「CBR900RR」から一貫して追求してきたテーマ「Total Control~操る楽しみの最大化」を継承しつつ、サーキット走行やレースでのポテンシャルを、さらに進化させたモデル。
高出力でコントロール性に優れた出力特性のパワーユニットと、操縦性を追求した軽量な車体を組み合わせ。スポーツライディングをサポートする、先進の電子制御技術を採用したCBRシリーズの最上位モデルに仕上げられている。
新設計の水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒999ccエンジンは、レースで高いパフォーマンスを発揮しているHondaのMotoGPレーシングマシン「RC213V」と同一のシリンダー内径・行程とし、大径バルブの採用やフリクション低減を狙ったショートストローク化を実現。
新設計のフレームは、高精度な剛性チューニングが可能となる薄肉GDC(重力金型鋳造)製法を採用した、軽量なアルミ製ダイヤモンド型。リヤサスペンションはプロリンクとし、上部をエンジンブロック後部に締結する構造としたことで、フレーム剛性の最適化と軽量化に寄与。
アルミプレス製のスイングアームは、従来モデルより30.5mm長い設計とし、剛性バランスを最適化しながらも、従来と同等の重量とすることで、リヤタイヤの接地性と優れた旋回性能を実現。
メーカー | 本田技研工業(HONDA) |
モデル名 | ホンダ CBR600RR |
全長×全幅×全高 | 2,100mm×745mm×1,140mm |
軸間距離 | 1,455mm |
最低地上高 | 115mm |
シート高 | 830mm |
キャスター/トレール | 24゜00′/102mm |
最小回転半径 | 3.8m |
車両重量 | 201kg |
エンジン | 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 999cc |
最高出力 | 160kW(218ps)/14,500rpm |
最大トルク | 113N・m(11.5kgf・m)/12,500rpm |
内径×行程 | 81.0mm×48.5mm |
圧縮比 | 13.2 : 1 |
燃料タンク容量 | 16L(無鉛プレミアムガソリン指定) |
ミッション | 6速 |
燃料消費率・定地燃費値 | 21.0km/L(60km/h) |
燃料消費率・WMTCモード値 | 16.0km/L |
タイヤ(前後) | 前 120/70ZR17M/C(58W) 後 200/55ZR17M/C(78W) |
ブレーキ(前後) | 前 油圧式ダブルディスク 後 油圧式シングルディスク |
フレーム | ダイヤモンド |
価格 | 2,420,000円 |
公式サイト | 本田技研工業(HONDA)公式サイト |
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2位 ヤマハ YZF-R1 ABS 車両重量:202kg 排気量:997cc
YZF-R1は「Full control evolution of track master」をコンセプトに、みなぎる力を高次元で制御し、サーキットを制する性能を照準に開発した、ヤマハのフラッグシップモデル。ロードレースの頂点・MotoGP直系の電子制御技術であり、今では主流になっている6軸姿勢センサーを初搭載するなど、先端技術をフル投入。車体のデザインもヘッドライトをコンパクトにして、よりGPマシンに近いフォルムに仕上げている。
水冷4ストローク直列4気筒・DOHC4バルブエンジンは、ユーロ5排ガス規制に適合させながら、200馬力を出力。シリンダーヘッドは新設計され、燃焼室とスロットルバルブの距離を短縮。新型インジェクターをバルブ傘裏狙いの斜流噴射することで、低〜中回転域での燃焼速度を最適化し、スロットルの開け始めからのリニア感を向上。
軽量かつ高剛性でありながら、縦・横・ねじれの最適バランスに配慮したアルミ製デルタボックスフレーム&スイングアームとの組み合わせにより、俊敏でありながら、安定感と安心感のあるハンドリングを実現している。
メーカー | ヤマハ発動機(YAMAHA) |
モデル名 | ヤマハ YZF-R1 ABS |
全長×全幅×全高 | 2,055mm×690mm×1,165mm |
軸間距離 | 1,405mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 855mm |
キャスター/トレール | 24°00′/102mm |
最小回転半径 | – |
車両重量 | 202kg |
エンジン | 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 997cc |
最高出力 | 147kW(200ps)/13,500rpm |
最大トルク | 113N・m(11.5kgf・m)/11,500rpm |
内径×行程 | 79.0mm×50.9mm |
圧縮比 | 13.0 : 1 |
燃料タンク容量 | 16L(無鉛プレミアムガソリン指定) |
ミッション | 6速 |
燃料消費率・定地燃費値 | 21.0km/L(60km/h) |
燃料消費率・WMTCモード値 | 17.0km/L |
タイヤ(前後) | 前 120/70ZR17M/C(58W) 後 190/55ZR17M/C (75W) |
ブレーキ(前後) | 前 油圧式ダブルディスク 後 油圧式シングルディスク |
フレーム | ダイヤモンド |
価格 | 2,365,000円 |
公式サイト | ヤマハ発動機(YAMAHA)公式サイト |
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3位 スズキ GSX-R1000R ABS 車両重量:203kg 排気量:999cc
「THE KING OF SPORTBIKES」の称号を目標に開発された、スズキ・スーパースーパースポーツのフラッグシップモデル。ライバル車の1000ccスーパースポーツであるホンダ CBR1000RR-R FIREBLADE、ヤマハ YZF-R1 ABS、カワサキ Ninja ZX-10Rと同じく、軽量なボディ&強靭な足周りにハイパワーエンジンを搭載し、サーキットをコンマ1秒でも速く走ることを徹底追求しているのがポイントだ。
同系エンジンを搭載したネイキッドモデル「GSX-S1000ABS」は214kgだが、GSX-R1000R ABSはフルカウル装備ながら、203kgという軽量化を実現。「軽いバイク=速い」を体現すべく、各パーツの素材選びや製法の工夫が、軽量化に結び付いている。
ライバル車と同じく、エンジンは水冷4ストローク直列4気筒・DOHC4バルブ。MotoGPで開発された可変バルブシステム「スズキレーシングバリアブルバルブタイミング(SR-VVT)」などを導入し、高回転域はもちろん、低中回転域から非常にパワフル。
軽量コンパクトで、スリムなアルミ製ツインスパーフレームは、4つのセクションで構成。メインスパーは、内側を鋳造、外側をプレス成型とすることで、剛性バランスを最適化。一体鋳造となったステアリングヘッドとフロントエンジンハンガー、アッパー、ロワーエンジンマウント、スイングアームピボットへと連結している。
ボルトオン装着のシートレール(リヤフレーム)は、角断面のアルミパイプ製を採用。アルミ製スイングアームは、重量と剛性バランスを最適化し、直進安定性やコーナリング性能を大幅にアップ。随所に軽量で高剛性のアルミを採用している。
メーカー | スズキ(SUZUKI) |
モデル名 | スズキ GSX-R1000R ABS |
全長×全幅×全高 | 2,075mm×705mm×1,145mm |
軸間距離 | 1,420mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 825mm |
キャスター/トレール | 23°20′ / 95mm |
最小回転半径 | 3.5m |
車両重量 | 203kg |
エンジン | 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 999cc |
最高出力 | 145kW(197ps)/13,200rpm |
最大トルク | 117N・m(11.9kgf・m)/10,800rpm |
内径×行程 | 76.0mm×55.1mm |
圧縮比 | 13.2 : 1 |
燃料タンク容量 | 16L(無鉛プレミアムガソリン指定) |
ミッション | 6速 |
燃料消費率・定地燃費値 | 22.1km/L(60km/h) |
燃料消費率・WMTCモード値 | 16.6km/L |
タイヤ(前後) | 前 120/70ZR17M/C(58W) 後 190/55ZR17M/C (75W) |
ブレーキ(前後) | 前 油圧式ダブルディスク 後 油圧式シングルディスク |
フレーム | ダイヤモンド |
価格 | 2,156,000円 |
公式サイト | スズキ(SUZUKI)公式サイト |
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4位 カワサキ Ninja ZX-10R 車両重量:207kg 排気量:998cc
カワサキのNinja ZX-10Rと、ハイグレードモデルのNinja ZX-10RRは、Ninja ZXシリーズのフラッグシップモデル。市販車最高峰のロードレース「スーパーバイク世界選手権」において、2015~2020年の6年連続でライダー&マニュファクチャラーズタイトルを獲得したことでも有名だ。
2021年モデルは、その高いサーキット走行性能をさらに向上。また、川崎重工グループの技術を結集した証として、「Ninja H2」を始めとしたH2シリーズに続き、2021年モデルよりリバーマークも付与。
水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブのエンジンは、通常時で203馬力(RRは204馬力)。ラムエア加圧時でライバルのホンダ CBR1000RR-R FIREBLADE(218馬力)に迫る、213.1馬力(RRは214.1馬力)を発揮する。
ストリートユースも想定されたNinja ZX-10Rは、高速道路でのロングラン等の疲れを軽減するクルコン(クルーズコントロール)を標準装備。また、トラクションコントロールや出力特性をライディング条件に合わせて簡単に設定できる「S-KTRC・パワーモード連携モードセレクト機能」、加えてカワサキエンジンブレーキコントロール、KQSなど、大型ビギナーの走りをフォローする最新の電子制御システムも充実。
メーカー | カワサキモータースジャパン(Kawasaki) |
モデル名 | カワサキ Ninja ZX-10R |
全長×全幅×全高 | 2,085mm×750mm×1,185mm |
軸間距離 | 1,450mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 835mm |
キャスター/トレール | 25.0°/ 105mm |
最小回転半径 | 3.4m |
車両重量 | 207kg |
エンジン | 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 998cc |
最高出力 | 156.8kW(213.1ps)/13,200rpm |
最大トルク | 115N・m(11.7kgf・m)/11,400rpm |
内径×行程 | 76.0mm×55.0mm |
圧縮比 | 13.0 : 1 |
燃料タンク容量 | 17L(無鉛プレミアムガソリン指定) |
ミッション | 6速 |
燃料消費率・定地燃費値 | 20.3km/L(60km/h) |
燃料消費率・WMTCモード値 | 16.5km/L |
タイヤ(前後) | 前 120/70ZR17M/C(58W) 後 190/55ZR17M/C (75W) |
ブレーキ(前後) | 前 油圧式ダブルディスク 後 油圧式シングルディスク |
フレーム | ダイヤモンド |
価格 | 2,299,000円 |
公式サイト | カワサキモータースジャパン(Kawasaki)公式サイト |
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5位 ヤマハ MT-10 ABS 車両重量:210kg 排気量:997cc
ヤマハ・ネイキッドモデルの最高峰という位置付けで登場したモデル。上記YZF-R1をベースに、フルカウルを除去。アルミ製デルタボックスのダイヤモンド式フレームとリヤアーム、ロッカーアームを介したバルブドライブメカを持つ、水冷4気筒DOHC4バルブ997ccのエンジン関係は、ハイパーネイキッドに相応しい専用チューニングは施されるが、基本的にYZF-R1と共通だ。
最新の電子制御システムも充実しており、QSS(クイック・シフト・システム)や急減なシフトダウンでも後輪のグリップを失いにくいスリッパークラッチ。D-MODE(走行モード切替システム)も搭載。シャープでダイレクトなエンジンレスポンスの1モードを始め、オールマイティな2モード、穏やかで扱いやすい3モードが選択可能。4速以上のギヤでセット可能なクルーズコントロールシステムも装備済み。
シャシーも基本的に「YZF-R1」と共有。短いホイールベースに、しなやかで減衰の効いた足周りを有することにより、安定感とクイックさという、バイクならではの走る楽しさを高次元で実現している。
メーカー | ヤマハ発動機(YAMAHA) |
モデル名 | ヤマハ MT-10 ABS |
全長×全幅×全高 | 2,095mm×800mm×1,110mm |
軸間距離 | 1,400mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 825mm |
キャスター/トレール | 24°00′/102mm |
最小回転半径 | – |
車両重量 | 210kg |
エンジン | 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 997cc |
最高出力 | 118kW(160ps)/11,500rpm |
最大トルク | 111N・m(11.3kgf・m)/9,000rpm |
内径×行程 | 79.0mm×50.9mm |
圧縮比 | 12.0 : 1 |
燃料タンク容量 | 17L(無鉛プレミアムガソリン指定) |
ミッション | 6速 |
燃料消費率・定地燃費値 | 23.4km/L(60km/h) |
燃料消費率・WMTCモード値 | 14.0km/L |
タイヤ(前後) | 前 120/70ZR17M/C(58W) 後 190/55ZR17M/C (75W) |
ブレーキ(前後) | 前 油圧式ダブルディスク 後 油圧式シングルディスク |
フレーム | ダイヤモンド |
価格 | 1,705,000円 |
公式サイト | ヤマハ発動機(YAMAHA)公式サイト |
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6位 ホンダ CB1000R 車両重量:213kg 排気量:998cc
2018年に「新世代CB」としてデビューしたCB1000R。ホンダ伝統のCBブランドを受け継ぐ、新たな上級ネイキッドスポーツ車だ。ライダーが積極的に操れるフラット形状のテーパーハンドルや、十分な面積を確保して着座位置の自由度を高めたシートを採用。
これらにより、市街地では遠くまで見通せるアップライトな姿勢を、ワインディングではコーナリングや加減速時にバランスがとりやすい前傾姿勢をとれるよう、ライディングポジションを徹底して追求。また、モノバックボーンフレームの採用によりシート前端部の幅を抑え、足着き性にも配慮している。
エンジンはトルクフルなパワーフィールと高いコントロール特性を発揮する、水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ998cc。アシストスリッパークラッチに加え、Hondaセレクタブルトルクコントロール、パワーセレクター、ライディングモード、セレクタブルエンジンブレーキ、クイックシフターなど、最新の電子制御システムも充実。
強さと軽さを両立したモノバックボーンフレーム、ショーワ製SFF-BP倒立フロントフォーク、軽快な片持ち式のプロアーム型スイングアーム、TOKICO製ラジアルマウント式4ポッドキャリパー採用のフロントブレーキ、前後輪のロックを回避するABSなど、フレームや足周りも非常に豪華。
メーカー | 本田技研工業(HONDA) |
モデル名 | ホンダ CB1000R |
全長×全幅×全高 | 2,120mm×790mm×1,090mm |
軸間距離 | 1,455mm |
最低地上高 | 135mm |
シート高 | 830mm |
キャスター/トレール | 25゜00′/100mm |
最小回転半径 | 3.0m |
車両重量 | 213kg |
エンジン | 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ |
排気量 | 998cc |
最高出力 | 107kW(145ps)/10,500rpm |
最大トルク | 104N・m(10.6kgf・m)/8,250rpm |
内径×行程 | 75.0mm×56.5mm |
圧縮比 | 11.6 : 1 |
燃料タンク容量 | 16L |
ミッション | 6速 |
燃料消費率・定地燃費値 | 23.0km/L(60km/h) |
燃料消費率・WMTCモード値 | 17.2km/L |
タイヤ(前後) | 前 120/70ZR17M/C(58W) 後 190/55ZR17M/C(75W) |
ブレーキ(前後) | 前 油圧式ダブルディスク 後 油圧式シングルディスク |
フレーム | ダイヤモンド |
価格 | 1,670,900円 |
公式サイト | 本田技研工業(HONDA)公式サイト |
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上記モデルのパワーウエイトレシオは?
バイク名 | 車両重量 | 排気量 | 最高出力 | パワーウエイトレシオ | 価格 | |
1 | ホンダ CBR1000RR-R FIREBLADE | 201kg | 999cc | 218ps/14,500rpm | 0.92 | 242万円 |
2 | ヤマハ YZF-R1 ABS | 202kg | 997cc | 200ps/13,500rpm | 1.01 | 236万5000円 |
3 | スズキ GSX-R1000R ABS | 203kg | 999cc | 197ps/13,200rpm | 1.03 | 215万6000円 |
4 | カワサキ Ninja ZX-10R | 207kg | 998cc | 213ps/13,200rpm | 0.97 | 229万9000円 |
5 | ヤマハ MT-10 ABS | 210kg | 997cc | 160ps/11,500rpm | 1.31 | 170万5000円 |
6 | ホンダ CB1000R | 213kg | 998cc | 145ps/10,500rpm | 1.46 | 167万900円 |
パワーウエイトレシオとは、「車両重量÷最高出力(馬力)」で算出される数値。表示単位はkg/psで、そのバイクで1馬力あたりにどれくらいの重量負担があるのかを表す。 この数値が小さければ小さいほど、加速性能に優れ、スポーティといえるのが特徴。
ホンダ CBR1000RR-R FIREBLADEは、一般公道用市販モデルの中では、トップレベルであるパワーウエイトレシオ=0.92という驚異的な数値。すべてのカテゴリーのバイクはもちろん、スポーツモデルがうごめくリッターバイクの中でも、極めて高い数値を達成している。
1000ccスーパースポーツのライバル車であるヤマハ YZF-R1 ABS、スズキ GSX-R1000R ABS、カワサキ Ninja ZX-10Rも、極めてスポーツ性能の高い叩き出しているのが大きな見どころ。
必要な免許は「大型自動二輪」
大型二輪免許 難易度★★☆ 取得可能な年齢:18歳
大型自動二輪免許は、排気量400ccを超えるバイク、もしくは定格出力が20kWを超えるバイクに乗車できるライセンス。排気量や定格出力を問わず、すべてのバイクに乗車できる、バイク免許の最高峰だ。
大型自動二輪免許には、「小型限定普通二輪免許」や「普通二輪」と同じく、スクーターに加え、ビッグバイクに採用の最新システム『DCT(Dual Clutch Transmission)』など、左手による手動式クラッチ操作なしの車両(排気量の制限なし)のみ運転可能な『AT限定』。また、すべてのバイク(排気量の制限なし)を運転できる『限定なし』の2種類あり。詳しくは下記参照。