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愛知県名古屋市に本社を置く「無限電光」がリリースするエアバッグシステム「ヒットエアー(hit-air)」シリーズ。この製品は安全性と信頼性が評価され、日本の白バイ隊を始め、フランスの憲兵隊、スペイン・中国・トルコの警察など、様々な国や地域で採用。現在、40ヵ国以上で販売されている(2022年3月時点/メーカー発表)。
ヒットエアー(hit-air)シリーズは、多種多様なモデルをラインナップ。用途(例えば高速道路を利用するor利用しない等々)や予算により、任意にセレクトできるのが特徴だ。
バイク用エアバッグシステムのしくみは?
乗車の際、あらかじめバイク本体の所定の位置(メインキー等)に取り付けた伸縮ワイヤー の先端部コネクター(オス)と、ウエア側のコネクター(メス)を接合し、 パイクとワイヤーでつながった状態で走行。降車時はワンタッチリリースを外してバイクから離れる。
もしも転倒等でライダーとバイク本体が離れた場合、ウエアに固定されたCO2(炭酸ガス)カートリッジボンベ底部のキーボールが抜け、ウエアに炭酸ガスを一気に注入。エアバッグシステムを膨らますというシステムだ。エアバッグが膨らむには、約30kgの張力が必要。そのため、基本的にワンタッチコネクターの外し忘れにより、作動することはないので心配なし。
なお、転倒等でエアバッグ展開後、ジャケットやベストに損傷が無ければ、CO2カートリッジボンベを交換すれば(附属の再生用工具を使用)、繰り返し使用可能だ。
一体型エアバッグ・ハーネス
所有のジャケット(エアバッグ非装備のもの)の上に着用する、オールシーズン着用可能なエアバッグシステムだけを着用可能にしたモデル。下記の3タイプをラインナップ。
1:首部から尻部までの、脊髄への衝撃緩和を重視したタイプ
2:上半身への衝撃緩和と、展開時間の早さを重視したタイプ
3:首部への衝撃緩和を重視したタイプ
エアバッグジャケット・ベスト
ジャケット、もしくはベストにエアバッグシステムを内蔵。シーズンに応じた素材、また好みに応じた様々な機能・収納ポケット等を装備しているのがポイント。ジャケット版には肩肘にCE規格プロテクター、背中に脊髄ソフトパッドを標準装備。 ベスト版は所有のジャケットの上から着用するオールシーズン対応。背中には脊髄ソフトパッドも標準で装備する。