目次
聞いてみると宜野湾市に店舗を構えるカワサキの特約店「アウトバン」(チームGravityHackers)の御一行とのこと。
ショップ主催で、ライディング練習会やジムカーナ練習会、サーキット走行会、ツーリングなど、さまざまなイベントを定期的に開催している。
店休日にジムカーナの練習会を開催。その練習成果を確かめに、沖縄で開催しているジムカーナ大会へ参加。
そして年に1度は関東の聖地と言われる筑波サーキット・ジムカーナ場で開かれるダンロップ杯に参戦!
社長自らもカワサキ・ZX-14Rで参戦です。
ダンロップ杯への参戦は2021年5月にも計画されたのですが、折しもコロナ禍。
大会は中止、練習会のみの開催となりました。
そのリベンジも兼ねていざ筑波サーキットへ!
沖縄県→茨城県→沖縄県へのバイクの輸送
沖縄県から他県へバイクを持ち込む際、どうしても海を渡る必要が出てきます。
フェリー会社にそれをお願いするのですが、方法がいろいろあって料金も様々。
今回アウトバン一行は琉球海運株式会社(https://www.rkkline.co.jp/)でバイクを輸送、人は飛行機で移動です。
港は日曜日お休み、出航に合わせて港にバイクを持ち込みます。
沖縄は那覇港から。
東京都・有明港に到着
人は那覇空港→羽田空港へと飛行機で移動。
有明で船から降ろされていた愛車たちと再会。
ここから一路茨城県へ向かいます!
でもその前にお台場観光をしていたそうな。
帰路も同じ流れでバイクを託します。
気を付けないといけないのは、船便のため時間がかかること。出航・陸揚げに日にちを要するため、余裕を見ないといけません。
また天候にも大きく左右されます。帰りの便のときにも台風接近の知らせが入りました。予定日に無事に港に着くのか毎回ドキドキするそう。
今回もすぐ翌週に練習会の予定が組まれていたので、予定通り陸揚げできるか!?と不安だったそうです。(無事、予定通りでした!)
輸送費は片道3〜4万円(大型バイク1台)
海上輸送の会社は多数あって、沖縄=関東間も何社か航路を持っています。
その中で手ごろで手配ができたのが琉球海運(株)とのこと。
ですが、手ごろなお値段には理由がありまして。
往路と復路は、同じ琉球海運でも受付をする営業所が別。それぞれで手配をする必要がある!のです。
また料金は変動があるためウェブサイトに記載はありません。(3,4カ月に一度のペースで上下するとのこと)
すべて電話での問い合わせ・手配となるそう。
往復とも一度に手配できる輸送会社もあるそうなのですが、大型バイクで片道1台5万円ほどかかるとか…!
その気になる料金ですが、琉球海運の場合400ccを分岐に料金が変わります。
輸送費(400cc以上の場合)
沖縄・那覇港→東京・有明港 29,500円
東京・有明港→沖縄・那覇港 38,000円
合計 67,500円
400cc未満ですと、もう少し値段は下がります。
必要な日数(今回の場合)
●往路
7月18日 港搬入
7月19日 那覇出航
7月22日 東京有明港に船到着
7月23日 バイクピックアップ
●復路
7月25日 港搬入
7月27日 東京有明出航
7月30日 午前中に那覇港到着 午後受け取り!
というスケジュールでした。
途中、大阪にも寄る航路のようで、大体2泊3日ほどかかりますね。飛行機のようにホイホイとはいきません。
沖縄遠征チームの動き
大会スケジュールとバイク輸送の都合に合わせますが、しっかりと直前の練習も欠かしません。
というのも、ハナ選手たちの練習会「ウミガメ練習会」が茨城県レオンサーキットで開催。
ハナ選手と「アウトバン」は実は深いつながりがあります。
ハナ選手が毎月開催しているモトジムカーナレディースディですが、発端はアウトバンの女性スタッフゆかりさんが開催の「バイクde女子会」が大きなキッカケ。
女性ライダー限定で初心者向けに練習会を開き続けて10年。女性ならではの疑問や練習の方法などを研鑽している練習会で、毎回定員いっぱいが埋まるそう。
その練習会を知って視察し、その後モトジムカーナレディースディを立ち上げたのでした。
気になる結果は…!
昇格を目指していた選手もいたのですが、トップの富永選手の虐殺タイムの影響で残念ながら昇格ならず。
次のステップへの課題を得つつ、今回の遠征は終了となりました!
すべての工程が終わり、ほっとした表情のみなさん
それぞれの課題を持ち帰り、次の大会まで研鑽を積んできます!