今回紹介するのはスタンド、と言ってもガソリンスタンドではありません(笑)。バイクを立てかける時に使っているのは車体に付いているサイドスタンドやセンタースタンドかと思います。
とくにセンタースタンドがある場合は車体を直立させられ、リヤ足周りも浮くのでチェーン調整やタイヤ交換もしやすいです。その反面、2点支持になるので地形などによってはサイドスタンドの方が安定したりすることも・・・・・・。
そんな一長一短のスタンドですが、社外のスタンドを用意すればもっと自由度が広がります。デイトナから新たに登場した「リアスタンド アジャスタブルⅢ」はリヤをリフトアップする定番のデザイン。レースシーンなどでも見たことがあると思います。
ローラーが付いているからスタンドを完全に取り外さなくても移動がしやすく、リフトアップ時はローラーが接地しないから安定して作業が行えます。
そして注目なので受け部分が一般的なL型(左)とU型(右:V型とも言う)の2つのアタッチメントを揃えていること。L受けは汎用性がたかく、スイングアームが平面の車両(パーツ形状)に使用でき、U受けは別売りのスタンドフック(スイングアームスプール)を使用することでしっかりと車体を保持できるようになります。
このようなメンテナンススタンド(レーシングスタンド)は整備性の向上はもちろん、センスタのようにリヤタイヤを浮かせられるからタイヤへの負担を軽減する役割も! 長期的に保管する場合にも役立ちます。
より使いやすさを追求したフレームと鍛造アームによって耐久性も申し分なし。ぜひ活用してみてくださいね。
よりスムーズに作業できるオプション品も充実!
さてここからはリアスタンド アジャスタブルⅢのオプションアイテムや便利なスタンドをご紹介。
「一人でリアスタンドをかけるのが不安・・・・・・」という人のためにこちらのアタッチメントを使うことで簡単にリフトアップができるように。
アタッチメントに装着されているゴムバンドをスイングアームに巻くことでリアスタンドを固定することができ、降ろした際にもスタンドが落下するのを防止できます。
L受けでは不安定になりがちなプレスタイプや楕円パイプのスイングアームにはこちらを! カブ系やモンキーなどの車両を例にするとリヤショック下側のナットと入れ替えることで安定性の高いU型フックが使用できます。黒と銀があり、ナット径は19mm、ネジ径M10×P1.25。
こちらはサイドスタンドと併用してリヤホイールを持ち上げるための簡易スタンドです。ホイールの脱着など重メンテは対応しませんが、清掃やチェーン注油などの軽メンテや強風時などの転倒防止にも活躍!
リフトアップにベベルギヤ方式を採用しており、ハンドルを回すだけで素早く作業体制に入れる優れもの。275㎜~340㎜まで無段階で長さ調節ができます。
(問)デイトナ tel:0120-60-4955 https://www.daytona.co.jp/