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IKOMA タタメルバイク……市販化に向けて開発中


写真は「ICOMA」が開発した、ポータブル電源付きの落ち畳み式電動バイク「ICOMAタタメルバイク」。前後8インチホイールの超コンパクトなボディに設計されたタタメルバイクは、小さく折り畳めて、楽しく乗れて、家電用のポータブル電源にもなる、新しい乗り物のカタチを提案したEVバイクだ。
折り畳めば、簡易チェアやサイドデスクにもなるタタメルバイクは、室内にも簡単に持ち運べるのが特徴。会社のデスクの下などにも手軽に収納OKだから、スーツケースを持ち歩く感覚で利用できるのがポイント。
出先でのちょっとした移動にも使えるタタメルバイクは、キャンプや屋外イベント、また災害時には、家電用の電源としても活躍。レジャーユースから非常用まで、幅広く使用できるよう設計されている。
安定感を確保した前後8インチサイズの足周りは、段差の衝撃をしっかりと吸収するリアショックを備えるなど、様々なシーンに対応するポテンシャルを確保。バッテリーは3.7V換算で3万6000mAhの容量を確保しており、出先での携帯電話などのバッテリー切れにも余裕を持って対応できる。

「CES 2023 イノベーションアワード」とは?

「CES」とは、毎年1月にアメリカ・ラスベガスで開催される、世界最大規模の家電見本市。その中でも特に優れた製品に贈られる、「CES 2023 イノベーションアワード」受賞企業は、「CES」出展企業の中でも突出した革新的な企業として扱われている。
CES イノベーションアワードは、
・エンジニアリングと機能性が優れていること
・デザイン性に優れ、美しいこと
・他の製品と比較して卓越し、先進的であること
以上の基準を満たした製品に与えられる。
タタメルバイクは折り畳めるため、駐車場や駐輪場が不要。また、家庭のコンセントで充電可能。給電機能によりアウトドアや非常時に電源としても活用可能なその機能性は、特に駐車場を持てないような都会暮らしの人に、モビリティを持つ、新たな選択肢を提供。
タタメルバイクは日本の変形玩具から着想を得た、折り畳む前も後も美しく、楽しく変形するのが特徴。大型の四角いサイドパネルを着脱をすることで、スマホのように気軽にデコレーションが楽しめる。生活環境にすんなりと馴染むデザイン性も、国内外から高く評価されている。
同品は2023年の発売を目指し、現在開発中。価格は未定。