新型のホンダ CBR250RRは、最高出力を41馬力から42馬力にアップし、「トラクションコントロール(HSTC)を装備。また足周りを強化して2023年2月20日に発売される。一般公道仕様の同車をベースに、レース車両として仕上げたのが、写真の「CBR250RRレースベース車」だ。
東京オートサロン2023に展示されたCBR250RRは、2022年12月に発表されたブラックカラー+ロゴのみのシンプルな外観とは異なり、外装パーツにレーシーなグラフィックを施し、フロント部に71のゼッケンナンバーを配しており、レース仕様車に相応しい、アグレッシブなイメージが演出されていた。
CBR250RRレースベース車は、レースに不要な保安部品等をレス化。また、レースベース車専用のECU、新型のエンデュランス製レーシングエキゾーストパイプを導入。加えてクイックシフターやレース用ワイヤーハーネスを標準装備するなど、多くのサーキットユーザーがより速く、より楽しく走行できるのがポイントだ。
CBR250RRレースベース車は、サービスショップが独自開発した、サーキット走行に必要なパーツ(カウル・サイレンサー・ステップ等)を組み込み、レース用コンプリート車としてリリース。販売時期は2023年3月を予定。価格は各HRCサービスショップに要問い合わせ。