現代の車両に装着できる、往年の名車に魅せるレプリカパーツの製造や、リプロダクションパーツの生産を行うドレミコレクションが、CBX400Fインテグラ用のフロントカウルを完成させ、モーターサイクルショーで参考出品していた。CB400SuperFourをベースにしたCBX400Fスタイルの外装キットはすでに昨年から販売されており、NC39前期型から最終モデルのNC42後期型まで対応する外装キットとなっている。フューエルタンクはCBXのシルエットを再現したスリムなタンクで、国内製造によるスチール製のため、車検にも対応している。サイドカバー、テールカウルはそれぞれの年式に合わせFRPで製作されている。キットの内容はスチール製タンク、タンクキャップ、左右サイドカバー、テールカウル、シート、フォークカバーエンブレム、フロントウインカー、テールランプ、フェンダーレスキット、ヘッドライトステー、各種取り付けステーとなっている。価格は未塗装のペイントベースで¥330,000。1型の青/白、赤/白、2型の赤/白、黒/赤の4タイプの塗装済みセットも用意される。
CBX400Fインテグラは1982年に大型のハーフカウル付きのモデルとしてランナップに追加されたもので、国内向けのモデルとしては初めてフェアリングが標準装備となった。ヨーロッパのスポーツモデルのような迫力あるスタイルではあったが、価格はベースモデルより¥64,000アップとなっていた。現存台数が少ないインテグラモデルの特徴的なフロントフェアリングを再現。同社のカウルキットでCBX400F化したCB400 Super Bol D’orに装着し、モーターサイクルショーのブースに展示。現在はまだ参考出品となっていたが、完成度は高く、近いうちに販売が開始されるだろう。
ドレミコレクションから発売されている、CBX400Fのカウルキットを中古車に装着したコンプリートバイクをバイク王で販売している。車両とセットで購入したいなら、こちらもチェックを。
また、CB1100typeRのカウルキットを装着したCB1100も展示されていた。特徴的なテールカウルやアンダーカウルも忠実に再現され、ベース車両がCB1100だとは思えないほどの仕上がりだ。