中国のEVモビリティブランドFELOテクノロジーから、ハンドルとシートを折り畳むことで、車のトランクにも積載できるコンパクトな折りたたみ式の電動スクーター「M1」が発表された。四角い箱にタイヤがついたようなそのスタイルは、80年代に発売されたホンダ・モトコンポにそっくり。モーターの定格電力は450W、最大出力は700Wで、日本では原付一種登録となる。ボディサイズは全長1160mm、全幅560mm、全高860mm、重さは45kgと非常にコンパクト。充電時間は5時間、航続距離は40kmとなっており、車に積み込んで、キャンプなどの外出先での買い出しや散策などにぴったりだ。
M1はマグネシウム合金のモノコックフレームに、フラットなパネルとパイプを組み合わせた収納式のハンドルを備え、折り畳んだ状態では高さはわずか583mm。コンパクトカーのトランクにも収納することが可能だ。M1のバッテリーは48V20Ahで、出力用のUSB端子も備えているので、モバイルバッテリーとしても使うことができる。また、Bluetoothスピーカーやサーチライトなどのモジュールの追加も可能で、単なる移動手段というだけでなく、レジャーのツールとして幅広い活用が期待できる。今年の秋くらいの発売を目処に開発が進められている。