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【SP TAKEGAWA】スポーツカムシャフト(N-15)1万780円
ノーマルマフラーならポン付けでオッケー!カムプロフィールを見直すことで、高回転での出力をアップ! 移植作業のないデコンプレス仕様なので、交換は比較的簡単だ。
MACHINE CHECK!!
このハイカムはノーマルマフラーで使用するのが前提。マフラーを交換するとFIコンによる燃調が必要となるのだが、これの発売がもうちょっと先なのだ。フルノーマルなら、ポン付けでさり気なくパワーアップできるぞ。
パワーバンドが拡大し峠の登りもス~イスイ!
ハンターカブのユーザーには、荷物を山ほど積んでツーリングを楽しんでいる人が多い。その場合、車重も相当な重さになり、パワー不足を感じるシーンも増えるだろう。簡単にパワーアップする方法としてはマフラー交換が定番。爽快なパワーフィールとサウンドにより、カスタムテイストも存分に味わえる。
しかし、ユーザーの中には「ノーマルルックを崩したくない」という人がいるのも実情。家庭や住環境から、マフラー交換ができないという場合もある。そこでオススメしたいのが、SP武川からGROM系エンジン用にリリースされているスポーツカムシャフト(Nー15)だ。これはノーマルエンジンの素性を最大限に引き出すべくプロフィールを最適化したもので、特別な加工や別途パーツ不要でポン付けチューンが可能。吸排気系がノーマルならFIのリセッティングも不要で、外観はまったくノーマルのままマフラーを交換したかのようなパワーを手に入れることができるのだ。
【POWER GRAPH】6000rpmからがモリモリ!
注目なのは高回転域のパワー特性! ノーマルは5700rpmで一瞬ピークを迎えて以降、一気に落ちていくが、スポーツカムシャフト仕様は、ノーマル以上のパワーを7500rpmまで維持。パワフルで気持ちよく走れるのだ。
装着方法ざっくり解説 HOW TO WEAR
交換作業はエンジンをバラすことになるため、相応の知識と専用工具が必要。サンデーメカニックを実践したい人は下記の手順を参考に、チャレンジしてみてほしい。
さて、気になるのは実際の走行フィールだが、ノーマルよりも高回転までシッカリ使えるので、乗っていて気持ちイイ! ノーマルの場合、エンジンを回してもパワー感を味わえるのは5500rpmぐらいまでだが、スポーツカムシャフトが入っているとグイグイ加速し続け、7500rpmまでパワー感が途切れない。さすがに8000rpmではタレを感じるが、広いパワーバンドで3速の守備範囲が広がり、峠道の登りもスイスイ走れるようになる。この気持ち良さ、病みつきになるぞ!