ザ・バイクシリーズ No.43 1/12 カワサキ Z2 750RS ’73 カスタムパーツ付き
価格:3740円(10%消費税込) 2024年5月発売予定
メーカー発表のカラー名称は「キャンディトーンブラウン」だが、マニアの間では「火の玉カラー」や「ファイヤボール」などと呼ばれている。
海外でZ1(ゼットワン)が大人気! 国内最高峰のナナハン(750cc)として、通称Z2(ゼッツー)と呼ばれる「750RS(型式:Z2)」が登場
カワサキ 900 super4(Z1)
バイク乗りならだれもが知るカワサキの名車であり、広く言えばホンダ・CB750とともに日本のお家芸ともいえる並列四気筒のトレンドを生み出した「Z1」(正式名称900 SUPER 4)。カワサキZ1は、1972年(昭和47年)から1976年(昭和51年)にかけ、にヨーロッパ及び北米市場向けに製造販売された輸出専用モデル。絶版から40年以上たった今でも、多くのユーザーからリスペクトされ、人気を獲得。全世界で今でも数多くのレストア車が完全稼働している。
Z1は発売当初から、海外で爆発的ヒット。当然、「日本での発売を!」というユーザーの声も上がったが…。当時の日本国内では、自主規制により750ccオーバーのバイクは販売禁止。国内でZ1に乗るには、「逆輸入」という方法しかなかった(当時の逆輸入車は、為替レートや関税の関係もあり、非常に高額だった)。
カワサキ 750RS(Z2)
そのため1973年(昭和48年)から1978年(昭和53年)、「国内最高峰の750cc版(当時はこのカテゴリーを“ナナハン”と呼んだ)」として、「750RS(型式Z2)」が発売。750RSは通称“Z2(ゼッツー)”と呼ばれた。
Z1の外観・フレーム・足周りを踏襲したZ2は、排気量を国内向けの746ccにスケールダウン。Z2は当初、Z1のエンジンをボアダウンし、トルク重視型の「ロングストローク型エンジン」として発売する予定だったが、実際はボアとストロークの両方を変更。
・Z1のボア×ストローク=66mm x 66mm ・Z2のボア×ストローク=64mm x 58mm
Z1はボア×ストロークが同寸の「スクエアストローク型エンジン」だが、Z1はボアよりもストロークが短い、高回転型の「ショートストローク型エンジン」に設定された。
【カワサキZ1とZ2の主要諸元】 ※カッコ内はZ2
全長x全幅x全高:2200mm x 865mm x 1170mm
ホイールベース:1490mm
シート高:815mm
排気量:903cc(746cc)
エンジン形式:空冷4ストロークDOHC8バルブ直列4気筒
内径x行程:66mmx66mm(64mm x 58mm)
圧縮比:8.5:1(9.0:1)
最高出力:82ps/8500rpm(69ps/9000rpm)
最大トルク:7.5kg-m/7000rpm(5.9kg-m/8500rpm)
始動方式:セル・キック併用
変速機:前進5速(リターン式)
サスペンション:
前 テレスコピック式
後 スイングアーム式
ブレーキ :
前 シングルディスクブレーキ
後 ドラム
タイヤサイズ:
前 3.25-19インチ
後 4.00-18インチ
最高速度:200km/h
乗車定員:2人
燃料タンク容量:18L
ナニが凄いの?カワサキZ1/2、そのキーワードは「カワサキ初の4スト」。|旧車探訪記2-1|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス] 量産初の並列4気筒車という称号はホンダCB750フォアに譲ったものの、カワサキが1967年から本格的な開発に着手し、1973年に発売を開始したZ1/2は、世界中で爆発的なヒットモデルになった。もっとも、当時のカワサキは2ストを得意とするメーカーで、4ストに関する実績はほとんどなかったのだが、同社が初めて開発した4スト並列4気筒車は、当時の大排気量車の基準を大幅に上回る、圧倒的な動力性能を備えていたのだ。REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko)PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)取材協力●リアライズ ☎042-686-2504 http://mytec-realize.com/
https://car.motor-fan.jp/article/10014851
【インプレ】40年以上が経過した旧車なのに、カワサキZ1/2は懐が深すぎる。|旧車探訪記2-2|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス] 現役時代に絶賛されたのは、圧倒的な速さだった。とはいえ、現代の視点でZ1/2に接した場合、多くのライダーが心を惹かれるのは、流麗なデザインや日常域での操る楽しさではないだろうか。もちろん誕生から40年以上が経過した旧車だから、足まわりや操作系などに物足りなさを感じる人もいるのだが、この車両にはノーマル派からカスタム派まで、さまざまなユーザーを受け入れる、守備範囲の広さが備わっていたのだ。REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko)PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)取材協力●リアライズ ☎042-686-2504 http://mytec-realize.com/
https://car.motor-fan.jp/article/10014852
プロに聞いた|生産から40年以上が経過したカワサキZ1/2をこれから買うとしたら! 長〜く楽しむための勘所|旧車探訪記2-3|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス] 長きに渡って人気を維持しているためだろうか、耐久性が抜群だから旧車特有の心配は不要?、高速域でウォブルが発生する?、チューニングすれば現代のスーパースポーツより速く走れる?など、カワサキZシリーズにはさまざまな都市伝説が存在する。そのあたりの真偽も含めて、今回は取材に協力してくれたリアライズの道岡さんに、Zシリーズを楽しむための勘所を聞いてみたい。REPORT●中村友彦(NAKAMURA Tomohiko)PHOTO●富樫秀明(TOGASHI Hideaki)取材協力●リアライズ ☎042-686-2504 http://mytec-realize.com/
https://car.motor-fan.jp/article/10014881
ショート管、キャストホイール、YBハンドル等の人気カスタムパーツも付属
写真はノーマルの状態。
写真は1973年に発売されたZ2を、1/12スケールで再現したプラモデル。質感を高めるため、スロットルワイヤ、ブレーキホースなどにはビニールパイプを採用するなど、各部にこだわりの素材も導入。
同品はステムと車軸に金属製のビスを採用し、強度を確保しつつ組み立てやすく設計。ショート管、キャストホイール、YBハンドル等の人気カスタムパーツも付属している。
商品詳細
ブランド:AOSHIMA 仕様:プラモデル シリーズ:ザ・バイク No.43 スケール:1/12 発売月:2024年5月発売予定 価格:3740円(10%消費税込) JANコード:4905083-068267 発売元:株式会社 青島文化教材社 https://www.aoshima-bk.co.jp/ ≪注意≫ ※写真は試作品。実際の商品とは仕様が異なる場合があります。
名作ホイールが限定復活!|デイトナのセブンスターホイール、Z1・Z2用が2022年7月に発売開始 1975年(昭和50年)、Henry Abe(現デイトナ)のセブンスターマグホイールは、日本国内で市販車にキャストホイールが採用される一年前に、アフターパーツとして発売を開始。当時、スポークホイールが主流だったバイクのカスタムパーツとして、国内外から高い評価を獲得した。この度デイトナセブンスターキャストホイールが、カワサキのレジェンドバイクであるZ1(900super4)とZ2(750RS)に向けて復刻生産。同社創業50年の節目となる2022年7月、いよいよ発売開始される(注文受付は2021年6月18日に終了)。東京モーターサイクルショー2022にて、市販バージョンが初公開された。 PHOTO&REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) デイトナ●https://www.daytona.co.jp/
https://motor-fan.jp/bikes/article/33294/
25万3000円は買い !? カワサキ Z1&Z2の再生産シリンダーヘッド【東京モーターショー2019】|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス] 「第46回東京モーターショー2019」のカワサキブースでは、再生産をする「Z1&Z2再生産シリンダーヘッド」の実物(黒と銀)が世界初公開。価格や発売時期なども発表された。まずはその精巧な仕上がりを見てチョーダイ!PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
https://car.motor-fan.jp/article/10012147
東京モーターサイクルショー会場で見つけたお宝、絶版バイク一挙! カワサキZ1/ホンダCB400FOUR/ホンダドリームCB750FOUR-K0/ホンダRC162|Motor-Fan Bikes[モータファンバイクス] 東京モーターサイクルショー2019には、超お宝ビンテージモデルとして知られる車両も登場。カワサキZ1、ホンダCB400FOUR、ホンダドリームCB750FOUR-K0、1961年の世界GPで活躍したホンダRC162をご紹介しよう。PHOTO/REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
https://car.motor-fan.jp/article/10008866