「メルセデスAMG CLE 53 クーペ」に試乗して分かった「いままでのゴーサンじゃない！」 | 3枚目の写真（全8枚）

迫力のブリスターフェンダーを纏うメルセデスAMG CLE 53 クーペ。

走行モードによる走りの振れ幅が大きいことも特徴。モードは「スリッパリー」「インディビデュアル」「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ＋」「レース」の6種類と多い。

先代AMG E 53クーペに積まれていた「M256」型の改良版となる「M256M」型エンジン。電動スーパーチャージャーは最大加給圧を0.4バールから1.5バールに高めているという。

インパネはCクラスに倣うもの。試乗車のカーボンパネルはオプションだ。運転席側に約6度傾けられた11.9インチのセンターモニターでは、走行モードの調整を子細に行うことができる。

インパネはCクラスに倣うもの。試乗車のカーボンパネルはオプションだ。運転席側に約6度傾けられた11.9インチのセンターモニターでは、走行モードの調整を子細に行うことができる。

試乗車はレザーエクスクルーシブパッケージ（40万円）装着車。先代Eクラス・クーペとは異なりセンターピラーが存在するため、ボディの剛性感が高いことも走りに好影響を与えている。

レザーエクスクルーシブパッケージを選ぶとタイヤ＆ホイールは20インチに。タイヤサイズは前265/35R20、後295/30R20となる。

EクラスとCクラスのクーペを統合する形で登場したのがCLE。ちなみに先代のAMG版はEクラス・クーペが「53」のみ、Cクラス・クーペには「63」と「43」があった。そしてCLEのAMG版はいまのところ「53」しかない。果たして「63」が登場するのかどうかいまのところは不明だが、まずはこの「53」のポテンシャルを確かめてみるとしよう。