【WEC】第2戦イモラ予選でフェラーリ 499Pがトップ3を独占

WEC第2戦「イモラ6時間レース」予選でフェラーリ499Pの50号車がポール獲得【動画】

イモラ6時間の予選とハイパーポールが4月20日に開催され、フェラーリ 499Pがトップ3を独占した。
イモラ6時間の予選とハイパーポールが4月20日に開催され、フェラーリ 499Pがトップ3を独占した。
4月20日、イタリアのイモラ・サーキットにおいてFIA世界耐久選手権(WEC)第2戦「イモラ6時間レース」の予選とハイパーポールが行われ、フェラーリAFコルセのフェラーリ 499P 50号車(アントニオ・フオコ/ミゲル・モリーナ/ニクラス・ニールセン)がポールポジションを獲得。2番手にAFコルセの83号車、3位に51号車が入り、フェラーリがトップ3を独占した。

Ferrari 499P

3台の499Pがハイパーポールに進出

地元イモラ6時間に必勝体制で挑むフェラーリは、3台の499Pが予選トップ10で争われるハイパーポールに進出を果たした。写真はAFコルセの83号車。
地元イモラ6時間に必勝体制で挑むフェラーリは、3台の499Pが予選トップ10で争われるハイパーポールに進出を果たした。写真はAFコルセの83号車。

2024年シーズンのWECは予選のフォーマットが変更。まず初めにハイパーカー19台全車による予選が行われ、その後トップ10台が最終的なグリッドポジションを決定するハイパーポールへと進出する。

現地時間の4月20日午後3時25分、12分間の予選セッションを開始。1周4.909kmのイモラ・サーキットを舞台に19台のハイパーカーが一斉にアタックへと向かう。セッション序盤はタイヤを暖めながら、目まぐるしく順位が入れ替わる展開となった。

1分30秒196のトップタイムを記録したのが、プラクティスから好調を維持するフェラーリAFコルセのフェラーリ 499P 50号車。1分30秒221の2番手タイムにポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの ポルシェ 963 5号車(マット・キャンベル/ミカエル・クリステンセン/フレデリック・マコヴィッキィ)、1分30.秒97の3番手タイムにトヨタのGR010 HYBRID 8号車(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が続く。

また、フェラーリは83号車(ロバート・クビサ/ロバート・シュワルツマン/イーフェイ・イエ)が5番手、51号車(アレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/アントニオ・ジョビナッツィ)も6番手タイムでトップ10に入り、ハイパーポールに進出した。

フオコがポールポジションを奪取

この日行われたプラクティス3回目、予選とトップタイムをマークしてきた499P 50号車がハイパーポールでもトップタイムを記録。1分29秒台のタイムをマークしたフェラーリ勢がグリッド上位を独占することになった。
この日行われたプラクティス3回目、予選とトップタイムをマークしてきた499P 50号車がハイパーポールでもトップタイムを記録。1分29秒台のタイムをマークしたフェラーリ勢がグリッド上位を独占することになった。

予選に続いて行われた10分間のハイパーポールもドライコンディションで実施。499P 50号車はアントニオ・フオコがアタックを担当し、1分29秒466をマーク。見事、フェラーリのホームイベントで歴史的なポールポジションを獲得した。

フェラーリ勢は83号車も、アタックを担当したシュワルツマンが1分29秒885をマークして、2番グリッドを確保した。51号車もグイディが1分29秒953で走行し、3番手グリッドを獲得。この結果、並み居るライバルを抑えて、フェラーリ勢がトップ3を独占することになった。

イモラのレースウイークは、プラクティスの段階からフェラーリが圧倒的な強さを見せており、決勝レースでは昨年のル・マン24時間以来となるWEC勝利を目指すことになった。6時間で争われる決勝レースは、現地時間の4月21日午後1時(日本時間午後8時)にスタートする。

WEC第2戦「イモラ6時間」予選を動画でチェック!

ホームイベントのイモラ6時間レースで、表彰台を狙うフェラーリ・AFコルセ。

フェラーリがイタリア開催のWEC「イモラ6時間レース」に向けて準備「ティフォシの期待に応える」

4月19~21日、世界耐久選手権(WEC)第2戦「イモラ6時間レース」が、イタリアのアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(イモラ・サーキット)で開催される。フェラーリのホームイベントに向けて、499Pをドライブするワークスドライバーと、エンジニアが意気込みを語った。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…