アストンマーティン初の不動産プロジェクト「レジデンス・マイアミ」が完成

ビスケーン湾を望む最高級コンドミニアム「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」【動画】

アストンマーティン初の不動産プロジェクト「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」の外観。
マイアミのビスケーンを望む一等地に建設されていた、アストンマーティン初の不動産プロジェクト「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」がついに完成した。
米国・フロリダのベイエリア屈指のスケールと魅力を備えた立地に、アストンマーティンのデザインと技術を注ぎ込んだ、同社初の超高級不動産開発プロジェクト「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ(Aston Martin Residences Miami)」が完成した。66階建て・391戸という規模を誇り、完成前にも関わらずコンドミニアムの99%が成約している。

Aston Martin Residences Miami

50世帯以上がアストンマーティンのオーナー

アストンマーティン初の不動産プロジェクト「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」の外観。
完成前に99%が制約済みとなった「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」。コンドミニアムを購入した50世帯以上がアストンマーティンを所有しているという。

アストンマーティン・レジデンス・マイアミは、世界的な不動産デベロッパーの「G&G ビジネス・ディベロップメンツ(G&G Business Developments)」とのコラボレーションにより、マイアミのビスケーン・ブルーバード・ウェイに建設。その完成が、F1第6戦マイアミGPのレースウイークに発表された。

誰もが憧れるマイアミのウォーターフロントを舞台に展開された今回のプロジェクトは、超高級住宅の購入希望者の間で絶大な人気を博すことになった。実に総戸数391戸のコンドミニアムのうち99%が、完成前に成約済み。自動車愛好家だけでなく、アストンマーティン特有のデザイン哲学とブランドに魅力を感じる層を惹きつけ、居住者の50世帯以上が、アストンマーティン・オーナーとなっているという。

アストンマーティンのデザインチームと、世界的建築家ロドルフォ・ミアーニが共同で設計。コンドミニアムとアメニティスペースは、船の帆を模した大胆な外観となっており、海辺の雰囲気を醸し出しながら、ビスケーン湾やマイアミ川、刻々と変化するダイナミックな街のスカイラインによる、壮大なパノラマビューが目前に広がる。

G&G ビジネス・ディベロップメンツのジャーマン・コトーCEOは、アストンマーティン・レジデンス・マイアミの完成に喜びを隠さない。

「この重要なマイルストーンを達成し、自然環境を保護・尊重しながら人々の生活の向上に貢献し、マイアミの街にプラスの効果をもたらすこのプロジェクトを完遂できたことを誇りに思います。私たちの卓越性を追い求める情熱と美しさへの愛は、マイアミのスカイラインを新たに彩るアストンマーティン・レジデンス・マイアミに美しく反映されているのです」

ゲイドンでデザインされた共用スペース

アストンマーティン初の不動産プロジェクト「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」の内観。
アストンマーティン・レジデンス・マイアミの共用スペースは、アストンマーティンのデザイン哲学やクラフトマンシップを織り込み、ゲイドンのデザインスタジオにおいて設計された。

アストンマーティン・レジデンス・マイアミは、エントランスロビーに足を踏み入れた瞬間、アストンマーティンのスポーツカーのスピリットや高揚感を感じられるようデザインされた。共用スペースは、ゲイドンのデザインスタジオにおいて丹念に設計。洗練された共用スペース全体で、ブランドのデザインに息づくDNAと精緻なクラフトマンシップが表現されている。

同ブランドのエグゼクティブ・バイスプレジデント(EVP)兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるマレク・ライヒマンは、そのデザインについて次のように説明を加えた。

「魅惑的なデザイン美学と、ウォーターフロント地区最後の空き区画に位置する、最も理想的なロケーションを融合したウルトララグジュアリーなアストンマーティン・レジデンス・マイアミは、表情豊かなマイアミのスカイラインを以前にも増して際立たせる存在となっています。私たちは世界中で開発が進む高級住宅のデザインをこのプロジェクトが新たな次元に引き上げたと考えています」

「アストンマーティンのデザインに関する知識とクラフトマンシップを、このような大規模なプロジェクトに役立てられたことに満足しています。こうした挑戦を通して、アストンマーティンはクリエイティブな経験や知識をさらに積み上げ、ウルトララグジュアリーな世界の新たな側面を切り拓き、様々なお客様へアピールすることができるでしょう」

「私たちのデザイン言語は美しさと誠実さと、そして調達する資材の信頼性に基づいています。アストンマーティン・レジデンス・マイアミは、極上の品質とクラフトマンシップを重んじる人のために、つまりは時代を超えても色褪せない感覚を大切にするお客様のために設計しました。ブランド初の住宅開発プロジェクトとなりますが、アストンマーティンの真髄とも言える内観となっています。入居者の皆様を新居へとお迎えして、この感覚をご自身で体験していただくのが楽しみです」

極上の景観を誇る「スカイアメニティ」

アストンマーティン初の不動産プロジェクト「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」の内観。
建物の52階から55階の4フロアを使ったアメニティスペース「スカイアメニティ」は、フィットネスセンター、アートギャラリー、映画館、スパなどを備える。

特注のアストンマーティン・ハンドルを模したドアや、ナンバープレート、ケストラル・タンレザーのドアタブなど、建物の随所にアストンマーティンらしい装飾を導入。入居者はエントランスからすぐの場所にある、約3927㎡のスペースを持つ極上の「スカイアメニティ」でリラックスすることもできる。

建物の52階から55階の4フロアにかけて、印象的なガラスの階段でつながったアメニティスペースには、大西洋の壮大な眺めが楽しめる2フロアのフィットネスセンター、アートギャラリー、映画館、フルサービスを提供するスパ、ビューティーサロン、理容室が完備された。

コンドミニアムの中心となる55階には、ビスケーン湾、大西洋そしてマイアミの煌びやかな街並みが見渡せる洗練されたインフィニティプールも設けられた。このフロアにはプールデッキやカバナが備えられており、ラグジュアリーなスカイバー&ラウンジ、最新式のキッチンとプライベートダイニングルームが備えられている。

アストンマーティン・レジデンス・マイアミには、7戸のペントハウスも設けられており、その全てにプライベートプールと広大なテラスを完備。その中でも最高級のトリプレックス・ペントハウスは、3フロアから成る豪華なコンドミニアムとなり、最上階には約2526㎡の居住スペース、入居者専用のヨットハーバーからマイアミの海へと直接アクセスすることもできる。

入居者専用のインテリアコレクション

アストンマーティン初の不動産プロジェクト「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」の内観。
今回、アストンマーティン・レジデンス・マイアミの入居者専用に専用設計された、インテリアコレクションも用意された。

アストンマーティンの世界観を自宅に採り入れたい入居者には、アストンマーティン・レジデンス・マイアミ専用にデザイン・制作された、3タイプのカスタムメイドインテリア・コレクションが用意された。

「Timeless」コレクションは、クラシカルなアストンマーティンらしいデザインを導入しつつ、コンテンポラリーなスタイルを持つ。「Covert」コレクションはダークカラーのインテリアからインスピレーションを得た仕様。ハイグレードなインテリアを求めるカスタマーのために開発されたのが、「Indulgent」コレクション。こちらはソフトで落ち着いたカラーパレットと天然素材を使用し、ドラマティックな雰囲気を演出する。

カスタムメイドインテリア・コレクションをセレクトすると、主任建築士がオーナーと密に連携を取りながら、セレクトしたコレクションを居住スペースに展開する。

アストンマーティンは、今回完成したマイアミの住宅用不動産開発プロジェクトに続いて、住宅用不動産開発のデザインプロジェクトを世界各地で展開中。ニューヨーク州ラインベックの個人邸宅「シルヴァン・ロック」、アジア初のデザインホーム「№001 南青山」もその一例となる。

「アストンマーティン・レジデンス・マイアミ」を動画でチェック!

アストンマーティン・オーナーにとって夢の住宅とも言える「№001 南青山」は、東京の素晴らしい景色を眺望できる地上3階地下1階の住宅となる。

「これがアストンマーティンのある生活だ」アジア初の高級プライベートホーム「№001 南青山」の構想が披露

アストンマーティンは、その高いデザイン力を日本の不動産に応用し、アジア初のアストンマーティンによる高級住宅を実現するべく、日本の高級不動産会社「VIBROA」との新たなパートナーシップを締結。アジア初の「デザイン・バイ・アストンマーティン」住宅を共同で建設する。

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著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…