ロレックスやパテックフィリップを豊富に取り揃えるコミット銀座が移転リニューアル

ロレックスの品揃えが国内トップクラスの「コミット銀座」が1丁目に移転リニューアル

広く見やすくなった1Fのショールーム。常時500本超の在庫を用意しており、稀少なレアモデルなどに出会える可能性も高い。
広く見やすくなった1Fのショールーム。常時500本超の在庫を用意しており、稀少なレアモデルなどに出会える可能性も高い。
2024年6月、コミット銀座がこれまで店舗を構えていた銀座6丁目から移転し、銀座1丁目に新店をオープンした。そこにはどのような狙いがあるのか。どんな空間が出来上がったのか。早速ショールーム見学に出かけてみた。

COMMIT GINZA

2Fにはプライバシーに配慮した買い取り・査定エリアを用意。個室もあり鑑定士が親身になって相談にのってくれる。
2Fにはプライバシーに配慮した買い取り・査定エリアを用意。個室もあり鑑定士が親身になって相談にのってくれる。

コミット銀座が銀座7丁目に店を構えたのは2016年のこと。1Fのショールームには、ロレックスをはじめ、パテック フィリップやオーデマ ピゲ、ヴァシュロン コンスタンタンといった人気モデルがずらりと並ぶ。特にヴィンテージロレックスの品揃えは豊富で、ファンも多く存在する。

この店の名声を高めたのは、店主の阿部泰治氏が掲げる徹底した“顧客第一主義”にある。それを端的に言い換えるならば、お客様の立場に立ち“日本一高く買い、安く売る”ということだ。売る方も買う方もこれほどうれしいことはない。そのために求められるのは、時計鑑定士による時計の真贋を見極める能力はもとより、その時代に即した価値を見抜く力や経験だ。約5万本以上もの鑑定経験をもつ阿部氏をはじめ、豊富な知識と経験をもつ時計鑑定士たちによってこの店は実績を積み重ねてきた。また顧客の立場に立ち、ときには本音を包みかくさずに進言する、そういった真摯な接客によって安心と信頼を提供している。

その後銀座6丁目に移転し、コロナ禍という逆境も乗り越え、店には全国からひっきりなしにお客様が訪れるようになった。「在庫数も、スタッフの人数も増え、このままでは満足のいく接客ができない。ゆとりのある空間で時計選びをもっと楽しんでいただきたいという思いからこのたびの移転を計画しました」

2Fの壁にはロレックスデイトナ・ポールニューマンなど超希少なモデルの展示も。査定がてら見学することも可能だ。
2Fの壁にはロレックスデイトナ・ポールニューマンなど超希少なモデルの展示も。査定がてら見学することも可能だ。

銀座1丁目に構えられた新社屋は、これまで以上に高級感漂うもの。入り口はセキュリティ向上のため海外などでよくみられる二重扉になっている。1Fフロアのショールームスペースは大幅に拡大され、ロレックスをはじめパテック フィリップ、オーデマ ピゲなど、厳選した時計を展示。特にヴィンテージロレックスの取り扱い本数は国内最大級を誇る。2Fはプライベートに配慮した買い取り、査定のコーナー。個室も用意し、鑑定士からマンツーマンで丁寧な説明を受けることができる。3Fには今後、VIPエリアが設置される予定だ。

「私達が大切にしてきた顧客第一主義はこれからも変わりませんし、新店舗になったことでこれまで以上に、それを徹底していきたい。銀座に来られた際には気軽に立ち寄っていただければと思っています」

この地でコミット銀座の第3章が始まるというわけだ。

REPORT/藤野太一(Taichi FUJINO)
PHOTO/篠原晃一(Koichi SHINOHARA)

【コミット銀座】
住所:東京都中央区銀座1丁目7-16 コミット銀座ビル
TEL:03-6264-5310
営業時間:11:00〜21:00
URL:https://www.commit-watch.co.jp/

大津祐樹/1990年生まれ。茨城県出身。2008年に柏レイソルでプロデビュー。2011年に渡欧しドイツ、オランダなどでプレーする。同年にU-22日本代表に初招集。2013年には国際Aマッチにも出場。横浜Fマリノス、ジュビロ磐田でプレーし2023年に現役引退。2019年に株式会社ASSIST 設立。今年1月に株式会社コミットの常勤取締役に就任。

「お客さんの立場で本音の話をしてくれる」その温度感が衝撃的な腕時計専門店「コミット銀座」

今年1月、サッカー元日本代表の大津祐樹氏がコミット銀座の常勤取締役に就任というニュースが飛び込んできた。アスリートが新たなビジネスへと挑戦し、高級腕時計の世界でどんな活躍をみせるのか。そこにかける想いを本人に直接尋ねてみた。(GENROQ 2024年5月号より転載・再構成)

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藤野太一