耐久レースで実力が証明された革新的コーティング剤「レヴィテック」

すご腕BMWチューナー「テックエム」が認めた「レヴィテック」の革新的コーティング剤「パワーショット」

レヴィテックが開発したシリジウム技術によるコーティング剤は、エンジンを始め高性能なメカニズムを持つBMWにとっては鬼に金棒だ。優れた技術と誰にも負けないBMW愛を持ったエンジンチューナー、TECH-Mの水元寛規氏は、その効能を体感し「革新的な技術」だと断言する。
レヴィテックが開発したシリジウム技術によるコーティング剤。
「レヴィテック」が開発したシリジウム技術によるコーティング剤は、エンジンを始め高性能なメカニズムを持つBMWにとっては鬼に金棒だ。優れた技術と誰にも負けないBMW愛を持ったエンジンチューナー「TECH-M」の水元寛規氏は、その効能を体感し「革新的な技術」だと断言する。(GENROQ 2024年9月号より転載・再構成)

REWITEC PowerShot / G5
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TECH-M

カムシャフトが鏡面仕上げをしたかのよう

レヴィテックを投入したエンジンはカムシャフトなどのアタリ面が綺麗な状態になるという。シリカ皮膜が形成されて平滑な摩擦面になっている証だ。オイルの性能を最大限に発揮することにもつながる。
レヴィテックを投入したエンジンはカムシャフトなどのアタリ面が綺麗な状態になるという。シリカ皮膜が形成されて平滑な摩擦面になっている証だ。オイルの性能を最大限に発揮することにもつながる。

「真夏の9時間耐久レースに出た後のエンジンをバラしたときのこと。カムシャフトの摺動部分がまるで鏡面仕上げをしたかのように濃い銀色に光っていて、シリンダーの内壁もとても綺麗な状態でした。レヴィテックの製品はとんでもなく革新的な技術だと実感しました」

まるで大切な宝物を扱うような丁寧な手つきでエンジンを分解しながら、「TECH-M」(テックエム)の代表を務める水元寛規氏はみずからの体験談を話す。若かりし日に内燃機関の魅力にどっぷりと浸かり、BMWに惹かれた男である。寝食を忘れるほどエンジン室にこもって作業に没頭する職人となり、その腕を活かして今ではBMWチューナーとして活動する。速くて信頼耐久性に優れるBMWをつくると評判である。

独自開発のシリジウムが摩擦面に皮膜を形成

水元氏はふとしたきっかけで「レヴィテック」と出会い、今では欠かせない“ツール”として愛用する。これらは添加剤ではなくコーティング剤と括られる。エンジンオイル用に注入するパワーショットのほか、ミッション、デフオイルなどに向けたG5がある。コーティングするのはレヴィテックが独自開発したシリジウムで、オイル系統の潤滑が必要とされるエンジン内部の摺動部において、熱と摩擦によってナノおよびマイクロレベルのシリジウム粒子がシリカ被膜を形成していく。摩擦面の微細な凹凸が、これらシリカ被膜で埋められて平滑となり、フリクションの低減、耐摩耗性の向上が見込めるという。

そうした意味では、オイル性能の邪魔もしない。冒頭の水元氏の体験談は、まさにレヴィテックの効果を象徴する。彼自身もまたステアリングを握り、回転の滑らかさやパワー感の向上などを身を持って体感した。デフがリニアによく効くようになったり、ミッションはギヤ鳴きが減少するなどの感触も得た。

使用法はオイルに適正量を混ぜるだけ

今ではオイルに注入するだけではなく、オーバーホールやチューニングなどでエンジンを組む際には、あらかじめ各部にパワーショットを塗布しながら作業を進めるようになった。

「極限まで重量を合わせ込むバランス取りなどと同じですね。こうしたら“もっといいエンジンになる”って考えると終わりがない。お客様の笑顔を思い浮かべちゃうと妥協はできない。やっていることは農業と一緒だと思っています。多少は妥協しても作物は採れるけれど、本当に美味しい作物を収穫するためには工夫と技術を詰め込んで、精魂込めて育てなければなりません」

という水元氏が、エンジンのことやBMWのことを話すときはいつも楽しそうだ。その魅力をひとりでも多くのBMWファンと分かち合いたいと考えている。そして精魂を込めて「いいエンジンを組みたい」という水元氏の素直な想いを、裏方で確実に支えるのがレヴィテック一連の製品群だ。決してぶっ飛んだチューニングカーのためにあるわけでもない。例え純正であってもメカニズムを末ながく維持し、完調を保つ効果もある。

「革新的な技術」という理由

水元氏が五感を使って体感したレヴィテックの効能は、たとえ水元氏にエンジンを託さなくても、適正量をオイルに含ませることによって誰でも味わうことができる。彼が「革新的な技術」という理由は、この利便性の高さも含まれている。

PRICE LIST

For Engine

PowerShot S(60ml):6600円
PowerShot M(250ml):1万5400円
PowerShot L(250ml):1万9800円

For Gear Box

G5:1万450円

REPORT/中三川大地(Daichi NAKAMIGAWA)
PHOTO/白谷 賢(Ken SHIRATANI)
MAGAZINE/GENROQ 2024年9月号

【問い合わせ】
テクニックグループ
TEL 045-476-4081

【取材協力】
TECH-M
TEL 072-361-1088
https://www.tech-m-power.com

BMW Mをリスペクトし“Mに纏う”ことをコンセプトとした、end.ccのMモデル専用ブランドが“レバレンスライン”だ。ブランド初となるドライカーボン製でのエアロプログラムは落ち着いた大人っぽさでサラっと着こなせる逸品に仕上がっている。

BMW Mをリスペクトする「end.cc」のMモデル専用ブランド「レバレンスライン」を纏ったM3

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