目次
FIREBALL CLEANER / SPRAY COATING
鉄粉やブレーキダストもしっかりと除去
洗車を筆頭とするカーケアはクルマ好きにとって永遠のテーマだ。優れた技術を持つプロに任せるか、精魂込めて自分でケアするかに始まり、そのアプローチも枚挙にいとまがない。
そんな永遠のテーマに対して、プロからアマチュアまで満足させるブランドが韓国からやってきた。その名も「ファイヤーボール」だ。創業は2002年という老舗にして、今では世界18ヵ国で販売される。ここ日本でもコアな洗車好きから密かな支持を得ていたが、昨年になって日本のインポーターが正式に発足したことで、本格的な製品展開が始まった。プロ向けコーティング剤など多様な製品群が並ぶものの、今回は一般ユーザーが手軽に試すことのできるアイテムを取り上げたい。
なにしろBMWチューナーにしてBMWカルチャーの担い手である「スタディ横浜」がその実力を認めて取り扱いを開始したことで、BMWユーザーにも拡がりをみせている。特に人気が高いのはpH3シャンプーだ。ホイールや外装表面に蓄積した鉄粉やブレーキダストなど強固に付着した汚染物質を除去する性質を持つ弱酸性シャンプーである。BMWはブレーキダストが出やすいうえに、都心に住むユーザーであれば意外なほど鉄粉はついている。線路のそばにいるような環境下ならなおさら厄介だ。それら汚染物質を普通に洗うだけで除去できる。水に対して1:1000で希釈して泡立てて、スポンジやウエスで洗うだけと簡単なのがいい。なお、ファイヤーボールは専用のウォッシュミットやタオルなども用意している。
コーティング加工済み車のメンテナンスにも
汚染物質を綺麗に除去したら、簡単なセルフコーティングをして綺麗な状態を保ちたい。として、pH3シャンプーと同じく絶大な人気を誇るのが、ピルエットと呼ばれるセラミックシーラントである。洗車後のボディやガラス面、そしてホイールなどに対して、ピルエットを染み込ませた専用タオルを使って磨く。これだけでガラスのような滑らかさと撥水効果が得られる。これがあればコーティングなど不要だと思えるほどの効果だ。もちろんコーティング施工車のメンテナンスとしても有効だという。これら2アイテムを含めたファイヤーボールの実力は、日々、街中からワインディング、ときにサーキットまで走りまくって汚れが付着したBMWを、隅々まで綺麗にしているスタディ横浜のスタッフが認めている。
これらをベースとして使いつつ、愛車の気になる汚れや、保護したい部分に応じて、あらゆる製品を選べるのがいい。クルマは走ればすぐに汚れる。泥や砂埃だけじゃない。花粉や黄砂、油膜、場所によっては鉄粉や塩害、ピッチタールなどと数限りない。だからこそファイヤーボールは、各々の要求に対して最適化した膨大なラインナップを持つ。洗車を筆頭とするカーケアは、誰もができるメンテナンスにして、クルマ好きにとってかけがえのない趣味にもなり得る。その時間をより豊かに、そして満足させてくれるファイヤーボールを使って愛車を光り輝かせれば、“駆けぬける歓び”はさらに際立つはずである。
REPORT/中三川大地(Daichi NAKAMIGAWA)
PHOTO/真壁敦史(Atsushi MAKABE)
MAGAZINE/GENROQ 2024年9月号
BMW界の名手、スタディ横浜でファイヤーボールの取り扱いを開始!
世界各国からBMW向けパーツやアイテムを取り揃え、またチューナーとしても名高いスタディ横浜は、カーケアについても膨大なノウハウを持つ。ファイヤーボールは同社のプロフェッショナルたちに、または大勢のBMWユーザーたちに認められた。ショールームではクリーナー(シャンプー)やスプレーコーティング、固形ワックス、その他洗車グッズなどが展示、販売されている。使い方や効果などスタッフに質問することもできる。
PRICE LIST
TROPICAL SHAMPOO:3190円
PEARL SHAMPOO:3740円
pH3 SHAMPOO:4400円
HYDRO SHAMPOO:4950円
SNOW FORM:3520円
PIROUETTE:3850円
【問い合わせ】
ファイヤーボールジャパン
https://www.fireball-japan.com
【取材協力】
スタディ横浜
TEL 045-476-3181
https://www.studie.jp/shop/yokohama/