【スクープ!】「トヨタ GR カローラ」の謎のプロトタイプを発見!

最強ハッチバック「トヨタ GR カローラ」は今夏のマイチェンに続きさらに進化する? 【スクープ!】

夏にマイナーチェンジを受けたばかりの「トヨタ GR カローラ」にカモフラージュを施した謎のプロトタイプが目撃された。
夏にマイナーチェンジを受けたばかりの「トヨタ GR カローラ」にカモフラージュを施した謎のプロトタイプが目撃された。
トヨタは今年8月に高性能ハッチバック「GR カローラ」の改良新型を発表した。今回スクープカメラマンが捉えたのは、カモフラージュが施された謎のプロトタイプだ。マイナーチェンジでは、8速オートマチックトランスミッションの採用とエンジンのアップグレードが行われたが、さらなる性能向上が計画されているのだろうか?

TOYOTA GR Corolla

現行モデルとの違いはごく僅か

謎のプロトタイプは、フロントバンパーにカモフラージュが施されている。しかしながら、センサー類が取り付けられていないこと以外、現行の量産モデルとの違いは確認できない。ボディサイドをよく見ると、リアフェンダーにボディ色の偽装が見られる。また、リアエンドに取り付けられているトヨタのエンブレムが黒塗りされているほか、車名バッジが隠されているのは確認できる。

マイナーチェンジに続くアップデートか?

リアフェンダーにはボディと同色の塗装が確認できる。
リアフェンダーにはボディと同色の塗装が確認できる。

トヨタがこのテスト車両で何を行っているかを想像することは難しいが、スペシャルエディションが登場する可能性は否定できない。現行カローラは2018年にベースモデルがデビューし、GRバージョンが2022年に登場した。改良新型に続く、さらなるアップデートが計画されていても不思議ではないだろう。

テスト車両に施された偽装が最低限にとどまっていることから、アップデートが加えられたとしても小規模変更となるだろう。一方で、このプロトタイプが開発初期のものであることも考えられる。現状ではこれらの写真以外の情報が得られておらず、判断は難しい。

夏のマイナーチェンジでパフォーマンスが向上

今のところ詳細は不明だが、何らかのスペシャルバージョンの可能性が考えられそうだ。
今のところ詳細は不明だが、何らかのスペシャルバージョンの可能性が考えられそうだ。

8月に行われたGR カローラのマイナーチェンジでは、新設計のフロントバンパーによって冷却性能と空力特性が改善された。進化型のリヤコイルとスタビライザーおよびリバウンドスプリングの採用でサスペンションも強化するとともに、ローンチコントロールも追加されるなど様々なアップデートが加えられた。1.6リッター直列3気筒ターボエンジンの最高出力は304PS、最大トルクは30Nmアップの400Nmとなった。

現段階ではこのプロトタイプの正体は不明だが、さらなる改良モデル、または特別仕様車の可能性が噂されている。新しい情報を入手次第、紹介する予定だ。

「アウディ A5」ファミリーのトップグレード、「RS 5」セダンのプロトタイプを初めて目撃!

新型「アウディ RS 5 セダン」は同セグメントトップとなるオーバー670PSで登場する?【スクープ!】

アウディは7月に新型A5 セダン/アバントを発表した。その頂点に君臨する「RS 5 セダン」の市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。アウディは、EVに偶数、内燃機関搭載車には奇数のモデル名を順次導入している。A4は今回のフルモデルチェンジを機に、セダン、ワゴンともにA5に改名された。新型の「RS」グレードも同様に、現行RS 4の後継モデルがRS5となる。

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石川 徹 近影

石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…