「Mパフォーマンス・パーツ」をフル装備した「BMW M2 クーペ」に試乗してその凄さを体感

プロも認めるオプションパーツ「BMW Mパフォーマンス・パーツ」をフル装備したM2クーペに試乗した

元からの高性能をさらにMパフォーマンスパーツで仕上げた「BMW M2」。
元からの高性能をさらにMパフォーマンスパーツで仕上げた「BMW M2」。
BMW純正パーツと同様に高品質で作られるMパフォーマンスパーツ。その珠玉のスペシャルパーツを詰め込んだM2の真価を、スーパーGTドライバーの柳田真孝氏が解説する。

BMW M2 M PERFORMANCE PARTS

街乗りでもサーキットでも

2023年のスーパーGT GT300クラスにM4 GT3で出場した柳田真孝選手とBMWアフターセールス・ブランドナビゲーターの中山さらさん。箱根でM2を楽しんだ。
2023年のスーパーGT GT300クラスにM4 GT3で出場した柳田真孝選手とBMWアフターセールス・ブランドナビゲーターの中山さらさん。箱根でM2を楽しんだ。

BMWのハイパフォーマンス部門を担うBMW M社が開発、製造するBMW Mパフォーマンス・パーツ。果たしてその魅力はどこにあるのか? 2023年にBMW M Team Studie×CRSからスーパーGT GT300クラスに出場した柳田真孝選手と、BMWアフターセールス・ブランドナビゲーターの中山さらさんが、Mパフォーマンス・パーツをフル装備したM2クーペに試乗して確かめた。

柳田 本当に良いクルマです。コーナーでフロントが良く入るのが印象的ですね。得てしてそういうクルマってリヤが不安定になることがあるけど、これはしっかりしていてトラクションもよく掛かる。

中山 M2クーペは街乗りでもサーキットでも走れるクルマというのは知っていましたが、それが良くわかりました。ノーマルモードだと街中でも普通に乗れる感じだけど、トラックモードに変えるとサーキットにいるかのような音、臨場感があって、ワクワクしました!

純正のオプションパーツならでは

柳田 個人的にはスポーツカーでも普段は快適に乗りたいんです。速くするために乗りにくくなってほしくない。そういう意味でもBMW Mパフォーマンス・パーツの狙い所ってすごく良いと思うんですよ。

中山 じゃあ、このままの状態でサーキットも走れそうですか?

柳田 もちろん! 今のままで十分。このままサーキットに持って行ってもめちゃくちゃ楽しいと思います。エアロパーツも、もっと高い速度域ならさらに効くと思う。リヤウイングだけだとアンダーが強くなるので、必ずセットでフロント・スポイラーも装着するようにと本国から指示が出ているのも頷けます。

中山 BMW M社がレーシングカーの研究、開発と同じように風洞実験やワークスドライバーのテストを経て造っているものですもんね。

柳田 さすがメーカー純正のオプションパーツですよ。しっかりとした機能があって、クオリティも高くて、オリジナルデザインを損ねずにドレスアップする品の良さがある。それでいて日常性をスポイルしない。山道で気持ちいいのは当然として、街中でもスポーティなのに不自由なく快適に使える。ロードクリアランスも考えられているので気を使うことはない。本当によくできている。

スピードと同期する音

中山 私もリヤウイングとか、目を引くデザインでカッコイイと思いました。停めているだけで、いろんな人が写真撮りたくなるっていうのかな。あとマフラーもカッコイイ!

柳田 あれもすごいよね。チタン製で8kgの軽量化になるって。

中山 高速道路で100km/hくらい出してると、音とスピードが同期して気持ちよかった。音だけ、スピードだけが突出していない感じで。

柳田 エンジンの回転に乗じた音の心地よさというのかな。

中山 深みのある音って感じです。大きいけど不快じゃない音。

センターロックホイールが凄い

柳田 あとドライバー目線で言うと、ステアリングのスイッチ類の操作感、シフトインジケーターとかヘッドアップディスプレイとかの視認性、操作性もいい。見た目だけじゃなく、ちゃんと実を伴ってる。

中山 助手席もオプションのMカーボン・バケット・シートが体をサポートしてくれるので安心して柳田さんの走りを堪能できました(笑)。

柳田 誰が乗ってもそれを体験できるのがBMW Mパフォーマンス・パーツが付いたM2クーペの良いところですよ。メーカー純正ならではのこだわり、真面目さが溢れていますよね。カーボンパーツひとつを見ても作りが細かいし品質も高い。あと凄いのはセンターロックホイール。僕なら絶対付けます!

中山 2024年1年間、キャラバンで全国のディーラーを回ったんですけど、実物を見た2人のオーナーさんがオーダーされたんですよ。

柳田 やっぱり実物を見ると説得力が違うと思いますよ。まずオートサロンの現場で見てほしいですね!

話す人/柳田真孝(Masataka YANAGIDA)、中山さら(Sara NAKAYAMA)インスタグラム
まとめ/藤原よしお(Yoshio FUJIWARA)
PHOTO/小林邦寿(Kunihisa KOBAYASHI)

SPECIFICATIONS

BMW M2

ボディサイズ:全長4580 全幅1885 全高1410mm
ホイールベース:2745mm
車両重量:1730kg
エンジン:直列6気筒DOHCツインターボ
総排気量:2992cc
最高出力:353kW(480PS)/6250rpm
最大トルク:600Nm(61.2kgm)/2700-5620rpm
トランスミッション:8速AT
駆動方式:RWD
サスペンション形式:前マクファーソンストラット 後マルチリンク
ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:前275/35R19 後285/30R20
車両本体価格:998万円

2025年もオートサロンに出展

「THIS IS BMW.(すべてはBMWのために)」をコンセプトとしたブースでは初公開のBMW Mパフォーマンスパーツをフル装備したBMW M5を筆頭に、M2コンペティション、i5ツーリングM60 xDrive、M4コンペティションMを展示。また荒 聖治選手、柳田真孝選手のサイン会、ピエール北川氏とのトークショー、BMWアフターセールス・ブランドナビゲーターの中山さらさんによる車両プレゼンテーションなど、様々なコンテンツが用意されている。

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