2020年8月に就任したばかりのトビアス・ムアースCEOが解任され、イタリア出身でアストンマーティン・ラゴンダの非常勤取締役を務めてきたアメデオ・フェリーサに、アストンマーティンの経営が託されることになった。
1946年生まれのフェリーサはミラノ工科大学で機械工学の学位取得、主に自動車のエンジニアリング部門でキャリアを積んできた。フェラーリにおいて26年間務めた経験を持ち、2008年から2016年までCEOとして辣腕を振るい、フェラーリ復活の立役者となっている。
AMG出身のムアースCEOのもと改革が進められたアストンマーティンだが、厳しい経営状況が続いており、新CEOに就任したフェリーサには、早急な経営の立て直しが期待されている。