マクラーレン エルバ、サンフランシスコの市街地&ハイウェイを疾走

インディカードライバー、 J.R.ヒルデブランドが「マクラーレン エルバ」をテストドライブ 【動画】

インディーカードライバー、 J.R.ヒルデブランドが「マクラーレン エルバ」をテストドライブ
マクラーレン エルバの走行シーン
2021年のインディ500では15位に入ったJ.R.ヒルデブランドが、サンフランシスコでマクラーレン エルバをドライブ。そのパフォーマンスを堪能した。

McLaren Elva

現役インディドライバーがエルバを堪能

インディーカードライバー、 J.R.ヒルデブランドが「マクラーレン エルバ」をテストドライブ
2021年のインディ500では15位に入ったJ.R.ヒルデブランドが、サンフランシスコでエルバをドライブ。そのパフォーマンスを堪能した。

自然とのピュアな一体感やドライビングの楽しさを味わえるよう開発されたエルバは、最高出力815psを発揮する4.0リッターV型8気筒ツインターボを搭載。マクラーレンのラインナップ中で最軽量かつ、最もドライバーにフォーカスしたモデルと言えるだろう。

今回、2010年から、インディカー・シリーズに参戦するJ.R.ヒルデブランドが、アルティメットシリーズ最新モデルを、サンフランシスコの市街地やパシフィック・コースト・ハイウェイで走らせ、没入感あふれるドライビング・エクスペリエンスを満喫した。

「エルバは少し特殊なモデルです。マクラーレン セナやセナ GTRが究極のサーキットウェポンなら、エルバはお気に入りのルートで究極のドライビングを楽しみ、周囲の環境に完全に身を預けるようなスーパースポーツ。海岸沿いでは潮風を感じ、ロデオ・ドライブに立ち寄ったらパパラッチのフラッシュを浴びる、といった具合ですね(笑)」

路面と一体になれる究極のドライバーズカー

インディーカードライバー、 J.R.ヒルデブランドが「マクラーレン エルバ」をテストドライブ
「万人に受けるクルマではない」としながらも、J.R.ヒルデブランドはエルバを究極のドライバーズカーと絶賛している。

オープンコクピットを採用したエルバは、ルーフ、フロントウインドウ(試乗モデルはフロントウインドウ装着モデル)、サイドウインドウは装着されない。快適なオープンエアドライブを実現するために、マクラーレンは世界初の技術で特許も取得した「アクティブ・エア・マネジメント・システム(AAMS)」を導入した。

「万人向けではないし、どんなシチュエーションにも合うとは言えないかもしれません。最大限の快適さや使い勝手をお望みなら、コンバーチブルルーフがありラゲッジスペースも広いモデルが良いでしょう。エルバはそんなクルマではないのです。ドライブにでかけ、抱えているどんな心配事からも解放され、ただただステアリングを握る。そして紛れもないこの自分が『今この瞬間に、このエルバを操っているのだ』と実感できる究極の1台です」

「あり得ないほど俊敏で軽く、クルマを取り巻く環境との境界が分からなくなるほどです。トンネル内で9000rpmまで回し、ブレーキを踏み込んで『バンッ! 』とシフトダウンする。その瞬間にエルバが放つ、あの弾けるようなサウンドときたら・・・」

「路面と一体になるあの感覚は最高にピュアで、ステアリングからの感触はもちろん、嗅覚から味覚まであらゆる感覚が研ぎ澄まされ、刺激されます。A地点からB地点への旅にぶらりとでかけ、すべてを忘れてドライビングを楽しむのに、これほど驚異的なマシンはありません。まさに究極のドライバーズカー、その一言に尽きます」

J.R.ヒルデブランドのマクラーレン エルバ試乗を動画でチェック!

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