【スクープ!】V8エンジン搭載「ランドローバー ディフェンダー SVX」登場?

【スクープ!】「ランドローバー ディフェンダー」にオフロード高性能仕様の「SVX」が年内追加?

テスト走行中に撮影された「ディフェンダーSVX」のプロトタイプと思われるクルマ。
テスト走行中に撮影された「ディフェンダーSVX」のプロトタイプと思われるクルマ。
ランドローバーは今年、「ディフェンダー」に5.0リッターV8エンジンを搭載したが、より高性能なオフロードバージョンの開発が行われている。「フォード ブロンコ ラプター」や「ジープ ラングラー ルビコン392」などをターゲットに、「SVX」のバッジをつけて登場すると考えられる。

Land Rover Defender SVX

エンジンはV8ガソリンの搭載が濃厚

「ディフェンダーSVX」プロトタイプと思われるクルマのテスト走行を撮影することに成功した。今年追加されたV8バージョンと同様の、4本出し「クアッドアウトボードマウンテッドエキゾースト」を備えているのが分かる。また、ワイドなホイールアーチとBFグッドリッチオールテレインタイヤ、高めの車高などが目をひく。

ボンネットの下にどんなパワーユニットが収められているかは分かっていない。ディフェンダーにはすでに、ジャガー・ランドローバー製の5.0リッターV8スーパーチャージャー付ガソリンエンジン(518HP)が搭載されている。また、「レンジローバー」にはBMW製4.4リッターV8ツインターボ付ガソリンエンジン(523HP)を使用している。このどちらかが、ディフェンダーSVXにも搭載されるだろう。

SVXのモデル戦略はディスカバリーからディフェンダーに変更?

ディフェンダーSVXのデビューは年内が予想されている。
ディフェンダーSVXのデビューは年内が予想されている。

ジャガー・ランドローバーの「スペシャル ビークル オペレーションズ」(SVO)は、過去に「ディスカバリーSVX」の開発を行っていた。発売間近でキャンセルされたこのモデルは、V8エンジンを搭載し、オフロード走行用のアップグレードが施されていた。サーキット走行向けの「SVR」シリーズや高級レンジの「SVAutobiography」シリーズと同様、このモデルはSVOが新たな分野を確立する計画だったはずだ。

ディスカバリーSVXの発売中止が決まっても、ジャガー・ランドローバーは将来的なSVXの開発を否定しなかった。現在のところ、ディフェンダーSVXは2024年モデルとして今年中に登場すると予想されている。

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非公開: 英国最大の音楽フェス「2023 グラストンベリー・フェスティバル」で「ディフェンダー 110 P400e」が公式車両に

ジャガー・ランドローバーは、「2023 グラストンベリー・フェスティバル(2023 Glastonbury Festival)」の公式車両パートナーにディフェンダーが選ばれたことを発表した。最新プラグインハイブリッド「ディフェンダー 110 P400e」20台は、世界最大級の野外音楽フェスにおいてアーティストの送迎などに使用される。

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石川 徹

PRエージェンシーやエンジニアリング会社、自動車メーカー広報部を経てフリーランスに。”文系目線”でモビ…