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LEXUS LBX
「Cool」と「Relax」の 2グレードを展開
新型LBXは「これまでの高級車の概念を変える、コンパクトサイズながらも走りやデザインも上質。そして、サイズのヒエラルキーを超えたクルマをつくりたい」という、ブランドホルダーの豊田章男氏の想いをもとに、「本物を知る人が、素の自分に戻り、気負いなく乗れるクルマ」を目指して開発された。
トヨタのコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム「GA-B」ベースに専用開発され、基本素性と電動化技術を徹底的に追求。ドライバーとクルマが一体となり、「いつまでも運転していたい」と思える操縦性と、全てのパッセンジャーが自然と笑顔になれるような快適性を目指している。
デザインに関しては、コンセプトを「プレミアム・カジュアル(Premium Casual)」 とし、ボディサイズにとらわれない存在感と、上質さを両立。高い審美眼をもったカスタマーが、日常でカジュアルに使いたくなるコンパクトクロスオーバーを目指して開発された。今回、レクサスの新たなフロントフェイス「ユニファイドスピンドル」が採用された。
インテリアは、プレミアムに相応しい「しつらえ」に徹底的にこだわり、気負うことなくリラックスしてクルマとの一体感を楽しめる室内空間を目指した。カスタマーそれぞれのライフスタイルや感性に寄り添った新しいグレード体系の「5つの世界観」から、シンプルで洗練されたモダンな空間を演出する「LBX “Cool”」、落ち着きと華やかさを両立する「LBX “Relax”」を導入。さらに、唯一無二の1台をカスタマーが選ぶことができる、オーダーメイドシステム「LBX “Bespoke Build”」が限定販売される。
2024年1月に開催される「東京オートサロン2024」では、カスタマーの多様なライフスタイルにマッチする新「LBX」のパワートレインを強化した、パフォーマンスモデルを出展する予定だ。
「ユニファイドスピンドル」を導入
LBXは、デザインコンセプトに「Premium Casual」 を掲げ、サイズヒエラルキーを超えた上質さと、存在感を併せ持ち、高い審美眼をもったカスタマーが、日常でカジュアルに使いたくなるコンパクトクロスオーバーを目指して開発された。
コンパクトクラスのパッケージにとらわれない発想により、クラスを超えた18インチ大径タイヤを採用。スタンスの良いダイナミックプロポーションを実現した。また、フロントフェイスには、新たに「ユニファイドスピンドル」を導入し、レクサスのラインアップに新たな時代のアイデンティティを採り入れている。
カーボンニュートラル時代に求められる徹底した空力性能の向上に挑戦した「ユニファイドスピンドル」は、空力と操縦安定性に着目し、基本性能の向上を実現した。さらに「レゾリュートルック(レクサスが掲げる毅然とした表情のフロントマスク)」に原点回帰した新たなフロントフェイスを作り出した。
ユニファイドスピンドルは、低い位置に配置されたラジエターまで、スピンドル形状を上下に圧縮。フードとバンパー間のスリットが左右ヘッドランプへと繋がり、レゾリュートルックを構成する。さらに、低く構えたフード造形と、ボディとグリルの境界を融合させたシームレスグリルにより、低重心で見ごたえある存在感を表現している。
リヤセクションはアンダーボディにコンパクトキャビンを乗せた構成により低重心のスタンスを実現。ライセンスプレートをバンパーに配置し、すっきりとしたバックドアに「LEXUS」ロゴを配置することで、低重心でシンプルな塊感を強調している。
高効率ハイブリッドパワートレインを搭載
新型LBXは、クルマとの一体感を醸成するドライビングポジションや、慣性諸元向上のためパッケージにこだわるとともに、フロントサスペンションのジオメトリの刷新、ボディ剛性の向上、運転に不要な雑味を抑制した静粛性など、基本素性が徹底的に鍛え上げられた。
ドライバーとクルマが一体となることで、いつまでも運転していたいと思えるドライパビリティを実現し、「Lexus Driving Sigatre」を追求。全てのパッセンジャーが、自然と笑顔になれるような走りを目指して開発された。
今回、コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム「GA-B」に、レクサスによる専用開発を実施。軽量かつ高剛性、低重心なボディをベースに、慣性諸元のさらなる最適化を追求している。ドライバーの着座位置を下げることで、重心位置と全高を下げつつ、十分な室内空間が確保された。また、トレッドを拡大することで、ワイド&ロースタンスも実現。クラスを超えた大径タイヤを採用しながらも、取りまわしの良さにこだわり、最小回転半径5.2mに留めている。
高効率1.5リッター直列3気筒エンジン(M15A-FXE)と電気モーターの出力を向上したトランスアクスルを組み合わせ、高い出力のバイポーラ型ニッケル水素バッテリーを搭載した、ハイブリッドパワートレインを搭載。レクサスがこれまで培ってきた電動化技術により、エンジン/モーター/バッテリーの性能を十分に引き出すことで「Lexus Driving Signature」を追求した。
LBX専用に、アクセル操作に対するバッテリーとモーターによるアシストを大幅に強化。レスポンスの遅れが少なく、立ち上がりが早いモーターならではのリッチな加速感を実現したと謳う。さらに、加速中のエンジン回転数と車速、エンジン音を連動させることで、伸びのあるリニアな走りを演出する。
33万通りの組み合わせの「Bespoke Build」
インテリアは「Tazuna Concept」を採用。プレミアムに相応しいしつらえに徹底的にこだわり、気負うことなくリラックスしてクルマとの一体感を楽しめる室内空間を目指した。
水平基調でシンプルなインストゥルメントパネル造形により、開けた視界を確保。ドライブに集中できる空間とし、ドライバーが素に戻れるコクピットを実現した。また、メーターナセルからドアトリムまでつながる造形を採用し、空間の広がりとコンパクトな手の内感を両立している。
人が馬を操る際に使う「手綱」に着想を得て、ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを連携。大きな視線移動をすることなく、運転に集中しながらナビゲーションやオーディオなど、簡単に各種機能の操作が可能な空間が確保された。
メータークラスターには12.3インチの大型フル液晶、センターディスプレイは9.8インチタッチディスプレイを採用。多くの機能をディスプレイ内のソフトスイッチに集約した。スイッチのサイズや形、レイアウト、表示情報など細部までこだわり、各機能の使用頻度も考慮しながら、直感的に操作できる最適な配置と形状が追求されている。
今回、多様なライフスタイルに寄り添った5つの世界観から「Cool」と「Relax」を展開し、オーダーメイドシステム「Bespoke Build」を限定導入する。Bespoke Buildは、インテリアカラー/シート素材/刺繍パターンを組み合わせることで、約33万通りの組み合わせから自分だけの1台を作り上げることができる。
SPECIFICATIONS
レクサス LBX
全長:4190mm
全幅:1825mm
全高:1545mm
ホイールベース:2580mm
車両重量:1310kg
パワートレーン:1.5リッター直列3気筒
エンジン最高出力:91PS
エンジン最大トルク:120Nm
モーター最高出力:前94PS/後6PS
モーター最大トルク:前185Nm/後52Nm
タイヤ:前225/60R17/後225/55R18
車両本体価格(税込)
LBX “Cool”(2WD):460万円
LBX “Cool”(AWD):486万円
LBX “Relax”(2WD):460万円
LBX “Relax”(AWD):486万円
LBX “Bespoke Build”(2WD):550万円
LBX “Bespoke Build”(AWD):576万円
【問い合わせ】
レクサス インフォメーションディスク
TEL 0800-500-5577
【関連リンク】
・レクサス公式サイト