アストンマーティンが「Aston Martin Ginza」を2024年春にオープン

アストンマーティンが日本国内9拠点目となる「Aston Martin Ginza」をザ・ペニンシュラ東京内にオープン

ラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」内に、2024年春新規オープンする「Aston Martin Ginza」。
ラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」内に、2024年春新規オープンする「Aston Martin Ginza」。
アストンマーティンは、2024年春、国際的に高い評価を受けているラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」内に、「Aston Martin Ginza」を新規オープンする。このウルトララグジュアリーショールームは、東京におけるアストンマーティンの販売拠点の中心地となる。

世界最重要市場のひとつに成長した東京

アメリカ市場に続く、販売台数を記録したアジア太平洋地域。その中心の東京でさらに存在感を増すべく、アストンマーティンは新拠点「Aston Martin Ginza」の設立を決めた。
アメリカ市場に続く、販売台数を記録したアジア太平洋地域。2023年はその中心の東京を舞台に様々なアクティビティが実施された。さらに存在感を増すべく、アストンマーティンは新拠点「Aston Martin Ginza」の設立を決めた。

新たなショールーム「Aston Martin Ginza」は、アストンマーティンの最大の国際市場のひとつである日本における継続的な事業拡大の一環として設立が決まった。これは、ラグジュアリーSUV「DBX」に対する堅調な需要の追い風や、次世代スポーツカー「DB12」への期待に後押しされたもので、近年高まりつつあるアストンマーティンへの需要を取り込む狙いがある。

2023年、東京はアストンマーティンの新車販売において世界最大の市場となっており、「DBX707」のマーケットからの反応も高く、ラグジュアリーSUVマーケットで約27%のシェアを獲得。「Aston Martin Ginza」がオープンする銀座は、東京を代表する商業エリアであり、多くの大型商業施設や高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶだけでなく、老舗の名店や歌舞伎座のように歴史深い文化的施設が、点在する東京で最も歴史ある街のひとつとなる。

ザ・ペニンシュラ東京は、銀座の入り口に隣接する丸の内エリアの一等地に所在。皇居と日比谷公園に面し、「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門で、8年連続で最高評価の5つ星を獲得している。ホテル内に併設されたアストンマーティンのショールームは、1階から2階にかけて、324㎡の広さを誇り、アストンマーティンの最新モデル3台を展示。大型デジタルメディアウォールやビジターラウンジを備える。

英国のクラフトマンシップと最先端技術を融合したプライベート・スペックルームとカスタマーラウンジでは、「Q by Aston Martin」のビスポークサービスが提供され、カスタマーのためだけのアストンマーティンを作る最高レベルのサービスを体験できる。

「Aston Martin Tokyo」に続く存在に

アストンマーティンのグローバル チーフ ブランド&コマーシャル オフィサーのマルコ・マティアッチは、「Aston Martin Ginza」の新規開設について次のように説明した。

「2023年、アストンマーティンは創立110周年を迎えました。革新的な製品とアイコニックなウルトララグジュアリーブランドへの継続的な投資を通じて、アストンマーティンの存在意義はかつてないほど高まっています。2024年を迎えるにあたり、重要な戦略市場である日本での成長を継続できることを嬉しく思います」

「東京は世界で最も重要なラグジュアリーの中心地であり、グラーツ・オートモビールとのパートナーシップを拡大し、5つ星ホテルのザ・ペニンシュラ東京に素晴らしいショールームをオープンできることを嬉しく思います。このオープンは、アストンマーティンが確立したブランドプレゼンスと、2023年に世界の販売台数ランキングで首位を獲得した青山にある『Aston Martin Tokyo』の大きな成功によるものです」

「アジア太平洋地域は、アストンマーティンにとってアメリカ大陸に次いで2番目に大きなマーケットであり、世界全体の卸売総額の約30%を占めるまでに成長しました。ラグジュアリーセグメントにおいて最高レベルの顧客体験を提供することを目標に、今、私たちは日本の皆様へアストンマーティンブランドへの情熱を分かち合う使命を担っています。『Aston Martin Ginza』そして『Aston Martin Tokyo』とともに、日本市場におけるさらなる成長と成功を期待しています」

東京の中心部銀座に登場する新拠点

「Aston Martin Ginza」の運営をおこなうグラーツ・オートモビールの代表取締役、荒井 賢氏は次のようにコメントした。

「これまで『Aston Martin Yokohama』で培ってきた運営ノウハウをもとに、当社としては2拠点目となるディーラー・ショールームの『Aston Martin Ginza』をオープンし、このアイコニックなブランドとの提携を拡大することを光栄に思います」

「市場をリードする素晴らしい製品を発売することで、アストンマーティンが日本国内の忠実な顧客基盤を活かしていく上で、大きな可能性が開かれます。都内の主要高級地区の中心に位置する『Aston Martin Ginza』に秘められた可能性に期待しています。お客様をディーラー体験の中心に据えて、2024年春に『Aston Martin Ginza』への皆様のご来店をお待ちしております」

ザ・ペニンシュラ東京のマネージングディレクター、マーク・J・チューン氏は次のように付け加えた。

「今回、英国のウルトラ・ラグジュアリーブランド、アストンマーティンを銀座のザ・ペニンシュラ東京にお迎えし、日本の伝統とモダンが融合した魅力的な空間作りに参加できることを光栄に思います。アストンマーティンのオーナー様を、伝説的とも称されるペニンシュラ・ホスピタリティでお迎えできることを楽しみにしています」

Aston Martin Ginza

所在地:東京都千代田区有楽町1-8-1
ソフト・オープン予定:2024年2月3日
グランド・オープン予定:2024年春
TEL:03-5220-7007

デイビッド・ブラウン体制下で開発された初めてのクルマ「2リッター・スポーツ/DB1」。1948年9月のロンドン・モーターショーで発表された。

初めてDBと名付けられた「2リッター・スポーツ/DB1」とは? 記念碑的モデルを振り返る【アストンマーティンアーカイブ】

昨年、創業110周年を迎えたアストンマーティン。その歴史は必ずしも順風満帆というわけではなかったが、だからこそ、語り継がれるドラマがある。この連載では今につながる「DB」の1台目を解説する。

キーワードで検索する

著者プロフィール

GENROQweb編集部 近影

GENROQweb編集部