ラムトラックが、ニューヨーク国際オートショーで 2025年型「ラム1500 REV」を世界初公開!航続距離800kmを超えるフル電動ライトトラック!

ラムトラックは、ブランド初となるフル電動のバッテリー式ライトデューティ・ピックアップトラック、2025年型 新型ラム1500 REVを、ニューヨーク国際オートショーにて世界初公開した。新型ラム1500 REVには、航続距離800kmを超える229kW大型バッテリーがオプションラインナップされており、約10分間の充電で最大117kmの走行を実現している。そのスタイリングは電動モデルらしくモダンそのものだ。ラムトラックは、今後数年間で先進的でパワフルな電動ソリューションを提供することを公言している。

航続距離800kmを超える大型バッテリーを搭載

2025年型ラム1500 REVは、航続距離563kmの168kWhバッテリーと、航続距離804kmの229kWh大型バッテリーの2つの電動パッケージをラインナップしている。どちらも、最大350kWの800ボルトDC急速充電により、約10分で最大117kmの航続距離を確保することができる。また、新型1500 REVは、クルマ・家・その他グリッドを対象とした電力供給機能を備えている。自然災害時やアウトドアの場面では、ラムトラックを主電源に、他のクルマに給電したり、アウトドア現場で仕事をすることもできる。荷台の車載パワーパネルでは最大7.2kW、フロントトランクの車載パワーパネルでは最大3.6kWの電力を供給することができる。

ラム1500 REVは、モーター、ギアボックス、インバーターを組み合わせた339psのデュアル電気駆動モジュール(EDM)と全輪駆動機能により、新しいレベルの電動パワートレインを提供している。フロントアクスルに1つのEDMを搭載、自動ホイールエンド切断機能によって特定の条件下でフロントホイールが自由に回転し、効率を最大化することができるようになっている。339psのEDMは、電子ロック式リアディファレンシャルを備えたリアアクスルに配置されている。

新型ラム1500 REVは、フルサイズの電気自動車用に特別に設計された全く新しいSTLAフレームを採用し、ボディ・オン・フレームデザインを採用している。この新型の高強度スチールフレームは、先進的な材料で構成されており、軽量でありながら剛性と耐久性に優れている。

ドライバーは、マルチリンク式独立リアサスペンション、標準装備のセグメント専用アクティブレベル、アダプティブダンピング付き4コーナーエアサスペンションによって、クラストップの乗り心地とハンドリングを楽しむことができる。調整可能なエアサスペンションは、エントリー/エキジット、エアロ、ノーマル、オフロード1、オフロード2の5種類のモードを備えている。また、自律走行機能として、ハンズフリー・アクティブ・ドライビング・アシストとパークセンス自動駐車システムが搭載されている。

モダンデザインで電動モデルらしいスタイリングに

2025年型ラム1500 REVは、そのモダンで現代的なデザイン美により、ラムが誇る大胆で雄々しい存在感を示すと同時に、電動化された未来を意味するDNAを進化させている。この新しいデザインは、一目でラムであることがわかると同時に、そのグラフィックと視覚的な構造において挑発的な存在感を示している。ラム初となる完全電動化ライトデューティトラックはそのルーツに忠実で、筋肉質なボディラインとフェンダー開口部は20インチまたは22インチのオールテレーンタイヤをカバーするために拡張されている。充電ポートは運転席側のフロントクォーターパネルに配慮して配置されている。

インテリアは、快適性と耐久性を兼ね備えた本物のプレミアム素材をふんだんに使用し、ピックアップトラック・インテリアの新たなベンチマークを確立している。多彩な色のカーボンファイバー、メタル、レザーなど、本格的なプレミアム素材が組み合わされ、ラムトラックならではのラグジュアリーが実現されている。インフォシステムには、14.5インチのタッチスクリーン、12.3インチのデジタルメーター、セグメント初の10.25インチの助手席スクリーン、デジタルリアビューミラー、ヘッドアップディスプレイ(HUD)が搭載されている。システムには、ブランドで最も先進的なUconnect 5システムが搭載され、様々なコネクテッドサービスを提供する。

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