2021年もっとも売れた国産車はダントツであのクルマ!軽自動車のトップはホンダN-BOX

トヨタ・ヤリス
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の2021年1-12月の統計が発表された。これによると、普通乗用車・小型乗用車の販売台数は239万9862台で前年対比マイナス3.2%、軽自動車の販売台数は165万2522台で前年対比マイナス3.8%となった。

乗用車ブランド通称名別順位

「ブランド通称名」とは、国産メーカーの同一車名を合算したもので、海外生産車も含む。このランキングには軽自動車と海外ブランドは入っていない。

1位:トヨタ・ヤリス 21万2927台(前年比140.3%)
2位:トヨタ・ルーミー 13万4801台(前年比154.5%)
3位:トヨタ・カローラ 11万865台(前年比93.7%)
4位:トヨタ・アルファード 9万5049台(前年比104.7%)
5位:日産ノート 9万177台(前年比124.9%)
6位:トヨタ・ライズ 8万1880台(前年比65%)
7位:トヨタ・ハリアー 7万4575台(前年比112.9%)
8位:トヨタ・アクア 7万2495台(前年比121.7%)
9位:トヨタ・ヴォクシー 7万85台(前年比100.8%)
10位:ホンダ・フリード 6万9577台(前年比91.2%)

GRヤリス
ヤリスクロス

第1位はトヨタ・ヤリス。2位と約8万台の差をつけダントツのトップだった。通常のハッチバックだけでなく、SUVのヤリスクロスやホットモデルのGRヤリスと様々なボディタイプ、グレードを用意することで幅広い層のユーザーを獲得した。

同じことは3位のカローラにも言える。SUVのカローラクロスが2021年9月に発売され、販売台数がさらに伸びた。

2位のルーミーは、2020年9月に姉妹車だったタンクと統合されたことで、2021年の販売台数が大幅に伸びて2位となった。

こうしてみると、ベスト10のうち8台がトヨタ車となっている。2022年は魅力ある新型車が各メーカー、スタンバイしているがどこまでトヨタに追いつけるかが楽しみだ。

日産ノート
ホンダ・フリード

軽自動車はN-BOXが第1位!全体でもヤリスに次いで2位

ホンダN-BOX

1位:ホンダN-BOX 18万8940台(前年比96.4%)
2位:スズキ・スペーシア 12万8881台(前年比92.2%)
3位:ダイハツ・タント 11万6912台(前年比90.2%)
4位:ダイハツ・ムーブ 9万5840台(前年比92%)
5位:日産ルークス 8万4748台(前年比116.4%)
6位:スズキ・ハスラー 8万2486台(前年比103%)
7位:スズキ・ワゴンR 6万8970台(前年比104.4%)
8位:ダイハツ・ミラ 6万5803台(前年比89.6%)
9位:ダイハツ・タフト 6万2278台(前年比145%)
10位:スズキ・アルト 6万919台(前年比96.1%)

軽自動車のトップは、ホンダN-BOX。2位のタントと6万台差でトップに立った。登録車と合わせて見てもヤリスに次いで2位となっている。2020年12月のマイナーチェンジと2021年12月の一部改良で商品力がアップしているため、現行型の登場から4年半が経つがしっかりと王座の地位は揺るがない。

2位と3位は、スペーシアとタント。いずれもスーパーハイト系で、同カテゴリーの人気の高さが伺える。

総合順位

1位:トヨタ・ヤリス 21万2927台(前年比140.3%)
2位:ホンダN-BOX 18万8940台(前年比96.4%)
3位:トヨタ・ルーミー 13万4801台(前年比154.5%)
4位:スズキ・スペーシア 12万8881台(前年比92.2%)
5位:ダイハツ・タント 11万6912台(前年比90.2%)
6位:ダイハツ・ムーブ 9万5840台(前年比92%)
7位:トヨタ・アルファード 9万5049台(前年比104.7%)
8位:日産ノート 9万177台(前年比124.9%)
9位:日産ルークス 8万4748台(前年比116.4%)
10位:スズキ・ハスラー 8万2486台(前年比103%)

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