デザインモチーフは囲炉裏!? 新型N-BOXのコクピットは見た目、質感にもこだわりまくり! 新旧比較も 公開日 2024/02/29 内装・インテリア 著者 stylewagon ・インパネはよりシンプルな水平基調なデザインに ・メーターはステアリングの隙間から覗くインホイールメーター ・プッシュスタートボタンの位置変更など細部のつくり込みも秀逸 合計枚数16枚 すべての画像を見る 目次 運転席からの見晴らしが大きく改善! 新旧の違いをチェック運転席まわりの注目装備 運転席からの見晴らしが大きく改善! 新旧の違いをチェック N-BOX 新型 N-BOX 先代 先代はステアリングの上から覗く格好となるオンダッシュメーターを搭載。複数の層が複雑に重なり合ったようなインパネ造形を採用していた。それに対して新型N-BOXは、ステアリングの隙間から覗くインホイールメーターに改め、インパネもよりシンプルな水平基調のデザインとなった。デザインのモチーフとして日本伝統の囲炉裏も取り入れ、インパネトレーはコルクの質感を再現するなど、自然と和む雰囲気を演出している。 N-BOX 新型 ステアリングの内側に収まった新型のメーターは、ホンダの軽自動車として初めて7インチTFT液晶ディスプレイを採用。運転に必要な情報が見やすくレイアウトされ、さらには日本各地の名所の写真がランダムに表示されるカレンダーなどの機能も搭載されている。 N-BOX CUSTOM 新型 N-BOX CUSTOM 先代 先代のN-BOXカスタムは、グレードによってマルチボルドー偏光塗装の加飾を採用。上質感を際立たせる演出が盛り込まれていた。一方、新型N-BOXカスタムは内装色を精悍なブラックで統一。一部グレードを除いて本革巻きステアリングも装備される。シートトリムはグレードによってトリコット、プライムスムース&スエード調のコンビ仕様、フルプライムスムースの3種類を設定。見た目はもちろん、触感にもこだわった。 N-BOX CUSTOM 新型 ディーラーオプションとして9インチと8インチのナビゲーション、8インチのディスプレイオーディオを設定。ポイントはHonda CONNECTの車載通信モジュールが標準装備されている点で、対応ナビ/ディスプレイオーディオを装着すれば、さまざまな通信機能を利用できる。 運転席まわりの注目装備 プッシュエンジンスタート/ストップスイッチはステアリング右側に配置。先代よりもステアリングに近い位置に移設され、自然な姿勢で押すことができる。先代にあったパーキングセンサーと照度調整のスイッチは車両システムのカスタマイズ機能に統合。 右側のステアリングスイッチはアダプティブクルーズコントロール(ACC)の操作用。先代よりレイアウトもすっきりした印象だ。車線維持支援(LKAS)を一度使えば次回乗車時にはメモリーされ、「SET」を押すだけでACCとLKASが同時に起動する。 左側のステアリングスイッチはオーディオの選曲/選局、ボリューム、メーターの表示内容切り替え、ハンズフリー通話/音声認識などの操作用。メーター表示切り替えが先代の右側から左側へと移設したのもレイアウトのすっきり感に寄与している。 電動パーキングブレーキは先代の最終型から採用。新型では新たに緊急時のブレーキ機能を追加した。走行中にスイッチを引き続けると緊急ブレーキが作動。ドライバーが意識を失った時などに、助手席の乗員が操作してもクルマを停止することができる。 全車にフルオートエアコンを標準装備。スイッチレイアウトは先代を踏襲しており、乗り換えユーザーも慣れたやり方で操作できる。右側にECONのスイッチ、左側にUSBポートを装備。充電用タイプCが標準で、ナビ装着車に通信用タイプAが追加される。 助手席前のインパネトレーは、N-BOXとN-BOXカスタムそれぞれのキャラクターに合わせ、色が異なる樹脂材を混ぜて成形。N-BOXカスタムは、大理石を思わせる質感が再現されている。また、インパネを覆う表皮にも石目調のシボを採用。 N-BOXカスタムには、LEDを用いたインテリアイルミネーションも採用。インパネトレーの奥や運転席側のドリンクホルダー、前席足元に光源が配置されている。特にインパネトレーは反射した光がグラデーションのように浮かび、上質な室内空間を演出。 左側方の視界をサポートするサイドビューサポートミラーとサイドアンダーミラー。先代では一体構造になっていたが、新型はサイドアンダーミラーをドアミラーの付け根に移設。ミラーで視認できる可視範囲を広げたほか、ピラーまわりもすっきりした。 ▷新型N-BOX深掘りチェック まとめはこちら 最新軽自動車カタログ2024より [スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部] あわせて読みたい 最高に映える! N-BOX「ファッションスタイル」は、アウトドドア遊びが抜群に似合う! 近年のアウトドアブームは、クルマ選びにも少なからず影響を与えた。 ソロキャンプの相棒として軽自動車を選ぶ人も多く、 日常的な使い勝手だけでなく、レジャーユースに最適なモデルも登場している。 そこで新型N-BOXでソロキャン行ってみました! あわせて読みたい 無限でカスタムされたN-BOXは、パフォーマンスダンパーの効きが抜群だった!|新車レビュー ・日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員「工藤 貴宏」氏がインプレ ・フロントスポイラーは2タイプから選べる ・パフォーマンスタンパーは動的質感アップ ・フロアマットなど実用アイテムも展開 あわせて読みたい 内外装徹底比較! 新しいN-BOXは標準車とカスタムどっちがいい?|新車レビュー 軽四輪の新車販売台数で2015年から8年連続で第1位を獲得するなど、 名実ともに軽自動車の絶対王者として君臨するホンダのN-BOX。 2023年10月にフルモデルチェンジが発表され、 3代目となる新型が登場した。 まさに熟成という表現がぴったりな、 その進化の詳細をレポートする。 キーワードで検索する検索 シェア 投稿 ブックマーク # N−BOX (1)# 新型N-BOX深掘りチェック (8)# 新車 (225)# 新車レビュー (330) 著者プロフィール stylewagon 続きを見る