高速道路の冬用タイヤ規制も通行できる!? 「スノーフレークマーク」と「マッド&スノー(M+S)」マークってなに?【車のカスタム・ドレスアップ用語辞典】

雪道も走れる!? 「スノーフレークマーク」と「M+S」が刻印されたオールテレーンタイヤで奥志賀へ行ってみた【車のカスタム・ドレスアップ用語辞典】

・高速道路の冬用タイヤ規制でも通行可
・乾燥路面と同様の性能を保証するものではない
・全車チェーン規制ではチェーンの装着が必要

日常的に雪道や凍結路を走るなら、スタッドレスタイヤの装着を推奨

ブロックパターンがゴツゴツしているオフロードタイヤには、オフロードもオンロードも快適に走れる「A/T(オールテレーン」タイヤのほか、悪路走破性に優れる「M/T(マッドテレーン)」タイヤ、そして両者のいいとこ取りをした「R/T(ラギッドテレーン)」タイヤの3種類がある。そんなオフロード系タイヤの一部に刻印されているのが「スノーフレークマーク」(タイヤメーカーによっては「3PMSF(スリーピークマウンテンフレームマーク)」と表記される)と「M+S(マッド&スノー)」マーク。実はこれ、国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合しており、高い雪上性能を誇り、冬用タイヤ規制時でもそのまま走れるという証。高速道路で冬用タイヤ規制が出ても、そのまま通行することができるのだ。ちなみに「M+S(マッド&スノー)」のMはMud(泥、ぬかるみ)、SはSnow(雪)を意味している。

実際に、まだまだ雪が多く残る長野県の奥志賀で、「M+S(マッド&スノー)」と「3PMSF(スリーピークマウンテンフレームマーク)」が刻印されるBFグッドリッチ・オールテレーン T/A K02を履いたトヨタ・RAV4(4WD)に乗って雪道を走ってみたが、タイヤが滑るような不安感はほとんどなかった。ただし日陰など、路面が凍結しているような場所では明らかに滑っているという感覚が拭えなかった。

都心のような、ごく微量の雪が年に数回降る程度あれば走れそうだが、日常的に雪が積もったり路面が凍結するような地域ではやはりスタッドレスタイヤを装着した方が確実。とはいえ、スタッドレスタイヤといっても凍結路でのスピードの出し過ぎは当然危険。オフロード系タイヤでもスタッドレスタイヤでも、雪道や凍結路は十分に注意して走行するのがおすすめだ。

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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