ECMチューン+ターボ、最強の組み合わせ
ラリーで使用するクルマ作りというのは、ドライバーのメンタルに寄り添うのを基本としている。操作に対して忠実に動きつつ、感覚に対し速過ぎず遅くない。アクセル、ブレーキ、ステアリング操作に対して敏感すぎず、ロングドライブで疲れないというのが基本となる。現行ジムニーは、歴代ジムニーと比較して車体重量がかなり重い。軽快さとは無縁だ。鈍重なクルマというのは、感覚とのズレから疲労度がどうしても大きくなる。しかし、自主規制で64馬力規制があるため、そのままではどうにもならない。ここで、西川氏が選んだ手法がオリジナルECM書き換えデータの開発だ。
西川氏が製作したデータはアクセルの踏み初めからトルクアップし、伸びやかに回る特性で、走らせるとかなり気持ちがいい。出力はノーマルを51PSとした場合、77PSまでアップ、トルクは、ノーマルの9㎏に対し、11㎏までアップする。これによりクルマの動きがかなり軽快になり、走る、止まる、曲がる、のバランスが良くなる。バランスが良くなると、ロングドライブ時の疲労が少なくなる。
サスペンションなどに関しては2インチアップ、3インチアップの選択肢を持ち、応答性、コーナーリング性能などは申し分ない。エンジンパワーが上がることにより、アウトドアアクティビティなどで、たくさんの荷物を積載した場合などでも全く苦にならなくなる。ノーマルの出力問題は、様々なジャンルで問題だったのだ。
さらに4WDプロジェクトでは、ECM書き換えチューニングに段階を持たせ、元々自社が販売していたノーマルECM対応のオリジナルタービンに対応したECM書き換えデータ開発にも着手。それ以上を求めるユーザーにも対応可能となる。
Specification
●フロントバンパー 3万4485円
●スキッドプレートブラック 1万3585円
●エアロボンネット 7万6285円
●LEDテールランプ 1万2500円〜
●リアバンパー 3万4485円
●3インチアップタイプB 30万4617円
●DanGanマフラー 6万4790円
●DanGanターボ 15万4660円
【4WD PROJECT(4WDプロジェクト)】
住所:滋賀県近江八幡市音羽町100 電話:0748-34-7500
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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.277 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.14より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]