数値や過激さでなく扱いやすいパワーアップを!【ジムニー高速化プロジェクト #008】

普段使いに重きを置いた、ジムニーの走りが楽しくなるECUチューン!

ジムニーのスペシャルショップであるアピオが展開するECU『トツゲキECU』。64用が完成して1年程経過したが、コンスタントにインストールするオーナーがいる要注目アイテムである。

もっと楽しく! を叶えるチューニングメニュー

ECUチューン、とりわけターボ車を素材としたコンピュータチューンは、パワーの上げ幅が目立つ=「過激なのでは?」と考える読者もいるのではないか。確かに数値は目立つ要素だが、ソレにこだわるとピークパワーは凄いが普段使いが…という結果に陥る。アピオが『トツゲキECU』で重視するのは“普段使い”。「もっと走り出しに余裕が欲しい」「登坂時に力が欲しい」「荷物を積んでももっと走ってほしい」等々、普段使う上での“もっと!”を満たすためのECUなのだ。

開発を担うアピオの佐藤さんは「(ノーマルは)2500回転辺りの常用域でもたつきがあるので、ソレを少しとる。MAXパワー、最大トルクではなく、中間域。扱いやすさ、気持ち良さにこだわっています」と話す。実際数値で言うと10PSアップと控えめだが、全域(とりわけ低・中間域)でパワー・トルクが上乗せされているので違いは体感しやすいハズだ。

そして燃料はレギュラーのまま、プラグも純正でOKとメンテナンス性が高いのも特徴。ノーマル感覚で使えるチューニングECUであり、さらにアピオ×ヨシムラのコラボマフラーなど、吸排気をカスタムしている車両にも対応するのだ(詳細はショップに要確認)。また同社製ポン付けタービン装着車用データがあるのも特筆ポイント。タービン換装+ECUチューンの相乗効果で、最大約20PSアップを実現する。プラスαのメニューがあるのも、アピオのECUチューンの特徴だ。

APIO(アピオ)】

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HYPER REV(ハイパーレブ) Vol.277 スズキ・ジムニー&ジムニーシエラ No.14より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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