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究極のファイバーワーク第二弾!
いまなお人気を博すUSパネルバン。旧くは60〜70年代のエコノラインが挙げられるが、国内でも近年では日産NV200を北米仕様にする人も見かけるほどパネルバンのスッキリとしたフォルムはアツい支持を受けている。ここで紹介するブローの『シェルキット』×3台も、パッと見では「軽でもこんなUS的なパネルバンがあるのか!」と思わせるが、じつはハイゼットトラックのスタンダードをベースにフルファイバーワークにて製作された逸品。
キャビンから繋がるプレスラインやその上にもあるライン。さらに観音開きのリア扉など、あたかも金属製のパネルを用いているかのような部位まですべてファイバーワークというから、そのクオリティの高さには驚きしかない。室内も軽1BOXよりも広く、オプションだがポップアップルーフも設定しているため、室内で立つこともできる。
今回紹介する3台は、それぞれテーマがあり、青ボディは海や山で遊んだ際のシャワーユニットに注目。赤ボディは愛するペットを連れてのソロキャンプ。白ボディはベッドアレンジができるため、テレワークやカップルでの旅行ができるアウトドア仕様になっている。
ちなみにシェルキットは、車両の仕様自体が変わることから、以前同社にて30台限定で製作・販売された第一弾ハイライダーピックアップ(ラパンからシングルキャブのピックアップへ)に次ぐ第二弾として位置付けされている。
(1)シャワーが使えるサーファー仕様
これからの季節、海へ頻繁に赴く波乗りオーナーの砂落としや人里離れた山へ出掛けて汗をかいたから流したい! という思いに応えられるのがこちらのシャワーユニットキット。さらにこのシェルキットであればプライベートを守れる上に排水もトラックベースなので問題ナシ。気持ちよくシャワーできるのは嬉しいよね。鋭意製作中です。
ボディは純正のミストブルー。夏空に映えるパールがかった色味が魅力。ステータイプのサイドミラーはベースから製作。
もともと運転席側のベッド下にはバッテリー置き以外にスペースがあるため、扉を付けて小物を入れるスペースを確保。
フロントマスクは“夢の国”の車型かき氷機をモチーフに、オールドスクールな雰囲気に包まれたデザインのロックライダー。
観音式の扉に備えられている窓の有無はオプション設定。丸型のテールランプもそのシンプルさが旧きよき雰囲気を醸す。
パネルのサイドには同社の愛らしいロゴを奢る。パネルバンの全体的な雰囲気がまさに“爽やかテイスト”な1台に仕上げる。
(2)サクッと気軽に遊びに出かける車中泊仕様
落ち着いて足を伸ばして寝られる場所だけでも確保できていれば、大荷物を持って行かなくてもソロキャンはできる。必要最低限のギアのみで出かけるならこんな感じ。ファニーライダー仕様の赤のシェルキットはオプションなしのパネルバン仕様。とはいえ、後からでもポップアップルーフを取り付けられるようベースの骨組みはしっかりと構築している。
朱色に近い赤をベースに縦ステッチがクラシカルなシートカバーやフロアマット。ペット用ゲージのT-VOXも同色コーデ。また、キャンプベッドを広げても前後に余裕があり、キャンプも存分に楽しめる。
(3)テレワーク可能なアウトドア仕様
マッドスター×ロックケリーの足下やラプターライナーを施工したマスクなど、外装のシルエットが一番USパネルバン風の装いとなる白のファニーバン。その外装とは裏腹にポト窓や縞板張り、ウッドメイクなど愛らしいキャンパー仕様だ。ベッドの基礎部分は折り畳み式でデスクとしても使え、専用のベッドマットを敷けばゆっくり休める。
ポップアップルーフを使用すれば立てるのはもちろんのこと、光が入るので車内が明るくなるので気分もイイ。テーブルも備わっているのでテレワークでのPC作業やベッドアレンジでくつろげる。
マット部分に足をつければ片側をベッド仕様に。また、ベースの板を畳んでマットを床に敷けばフラットな空間も演出できるゾ。
出掛けた際に小物を置ける棚や光を車内に取り込むことのできるポト窓(きっちり塞ぐ蓋の設定あり)、折り畳み式のテーブル兼ベッドキットのベースなど使えるアイテムが揃っている。
【Rock rider(ロックライダー)】
●フェイスキット 25万3000円
●フィイス用部品・灯火類一式 4万4000円
適合:S500Pハイゼットトラック
【Shell type kit(シェルタイプキット)】
●シェルキット 162万8000円
●ポップアップルーフ(取付工賃込) 33万円
●背抜き+シート交換(取付工賃込) 29万9500円
適合:S500Pハイゼットトラック
【Funny van(ファニーバン)】
●フェイスキット 27万5000円
●フィイス用部品・灯火類一式 4万4000円
適合:S500Pハイゼットトラック
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]